A! と驚く僕の夢12 (ページ17)

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叱らなアカンとき（正門/、晶哉/）4※ ページ17

(晶哉side)

Aは『もう走らへんっっ』って
声裏返らせて必死。

すぐに小っちゃい手を掴まれて背中に押さえられて、
赤いお尻をピシャンッと叩かれた。

『っっっうわぁぁぁんっ！！』

正門「走らへんのもそうやけど、
「危ない」言われたらすぐやめなさい。わかった？」
パァンッ！
『うわぁぁぁんっわかったぁぁぁっっ』

Aが足バタバタして大泣きしとっても
正門くんの手がまた上がるのが見えた。

正門「ホンマにわかってるな？
小島に言われても晶哉に言われても
ちゃんと聞きなさい。お尻ペンされへんと思って
調子乗り過ぎたアカンで？」

パァンッ！パァンッ！
『っっいたいよぉぉっっわかったぁぁ…っ！もうわかったからぁぁぁっっごめんなさいぃぃぃぃっっ』

正門「自分と小島と晶哉を危ない目に遭わした分、
最後3回な。」

『いややっいやっ…ごめんなさいっ…！もうあぶなっ…っことっ…せえへんからぁっっ…っもうゆるしてぇぇぇっっ！！うわぁぁぁぁぁぁんっ！！』

パンッッッ！！！
『っっっ！！い゛や゛ぁぁぁっっ』

痛みを味わわせるみたいに手が、
少し留まったあとに離れた。

Aがギャンギャン泣いてる中、
俺は撮影終了でーす言われて、
白い撮影エリアから出ると余計にAの泣き顔が見える。

別に全然厳し過ぎひんけど
Aの大泣き大暴れと比較して
正門くんは鬼みたいに冷静にAのお尻を
引っ叩いてる。

パンッッッ！！！
『い゛だぁぁぁいっっごべんなだいっ…っほんま゛にごべんなだいぃぃぃっっっ』

パンッッッ！！！
『あ゛ぁぁぁっっうわぁぁぁぁぁぁんっ！！ごべんなだいぃぃぃぃっっ』

正門「反省できたな？」

『うわぁぁぁんっごべんなだいぃぃぃ…っ…ひっく…ひっく…ほんっ…っまに…っわる…っこと…っしてごめっ……っなだいっ…っ……』

赤いお尻にパンツもズボンも穿かしてもらいながら
めちゃめちゃ泣きじゃくるA。

正門「もう痛いの我慢して反省したんやからええよ、Aはええ子になった」

そっと膝から下ろされて正門くんに抱きしめられて
Aはわんわん泣いとる。

正門「先にスタッフさんにちゃんと謝って来る？」

泣きじゃくるAに促して、
ちゃんと後ろから付いてったってた。