一緒にやったけど（リチャ/大晴、正門/晶哉、誠也/）10※ ページ41
(晶哉side)
正門「晶哉、A見てみ？」
今まで顔を上げて見る余裕なんかなかったAのほうを
見ると、小っちゃいお尻真っ赤にされて
『もうじまでんっっ！！ごべんなだいっっっっっ』って
ギャンギャン泣いて身ぃ捩ってて、
誠也くんの脚で足挟まれて暴れられへんようにされて
それでも小さい足が誠也くんの脚の下でジタバタしてる。
小っちゃいお尻が可哀想なぐらい赤くなってて
誠也くんの手で容赦なくお尻叩かれる度に
甲高い声で泣き喚いてる。
それに、Aの足の傷もよう見える。
正門「晶哉が止めたってたら、
Aは怪我せえへんかったし
あんな泣かされへんで済んだやろ？」
急に罪悪感で心が満たされた。
Aが誘わへんかったら…
だから嫌やってん…って少しでも思ってた自分が
アホみたいに思えてくる。
あんな小っちゃいギャン泣きしとるAと
自分を同列にしてた自分が。
正門「どうせAが無理やりねだったんやろうけど、
晶哉はAと違って、やったアカンことわかるやんな？」
晶哉「はい…ごめんなさい…」
正門「わかったんやったらええわ。」
その言葉に、やっと解放される…！と思った。
正門「しっかり反省しとき。」
晶哉「…え…！？」
バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！…
油断しとったとこに信じられへんぐらい痛い平手で
お尻の下のほうを連打されて、痛みで頭ん中真っ白になった。
晶哉「っっっ！！痛いっっ！痛いっ！痛いっっ……」
え…！？え！？
晶哉「ごめんなさいっっごめんなさい…！！痛いぃぃぃっっああぁぁっっいた…っっ…うっ……うっ……」
我慢しようとしてもあまりの連打に涙が出てきた。
後悔と痛すぎるのと、もうわけがわからへん。
正門「晶哉、泣いてるん…？」
その言葉や声のトーンと裏腹に、指先まで力込めたみたいな
手がジンジン痛むお尻に次々落とされる。
バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！…
「痛いぃぃぃ…っっ…うっ…いた…っ…ぼくが悪かったですぅぅぅっ…痛っっごめんなさいぃぃっごめんなさいっ…」
泣いててもお尻はどんどん痛くされて。。。
「痛いよ…ほんまに痛いぃっっ正門くん…ごめんなさいぃぃぃっっ痛いぃぃぃっっごめんなさいっ…ごめんなさいぃぃぃっっ！！！」
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年2月28日 22時
