その笑顔で（誠也/）8 ページ50
(正門side)
流星「Aはひとりやないんやから。
頼りになるお兄ちゃんたち6人も居るやん。
メンバー信じて、流されんとやってけるようになり？」
それにはAも、目を合わせて
強く頷いた。
流星「なんで鬼ごっこのときのこと、
末澤くんには言わへんかったん？」
『……おれがみんなと仲ええと…せーやくんたぶん喜ぶから…』
流星「そんなん、仲ええ思ってたらちゃうかったん知ったときのほうがショックやん。末澤くん、Aこと大事にしてるやろ？」
顔を上げたAに続けて言ってた。
「今はまだ、何でも一人で抱え込まんと、しんどいときお兄ちゃんたちに話してみたほうがええよ、きっとみんな聞いてくれる人たちやから」
『おん…そうします…！』
流星「言うたらきっとAのこと守ってくれる人たちやん」
『そうですね。それは絶対…！』
確信持ってる明るい顔になったAを見て
少しホッとする。
流星「それで、今日はどうするん？誠也くんとこ行くんやったら、俺も一緒に行ったるで。たぶんまだ帰ってへんと思う」
『一緒来てほしい…です…。でも、鬼ごっこんときのことは、今日はせーやくんに言いたないです…あとで言います…』
流星「そうなん？わかったわ」
二人が出て行ってから
「あー…気配消すのしんど」
大吾「あんたバレバレやろ、元々ここに居る人やないし」
「りゅちぇお兄さんやったなぁ」
(誠也side)
「それでなんで丈までここにおるん？」
丈「俺らの楽屋占用されてるんやから、
しゃーないやん。那波はAのこと
待ってる言うし、那波だけこっちに放り込むわけ
いかへんやんか」
「それはそうやけど」
俺の楽屋でAを待ちながら
そんな話をしてからしばらくして、
ドアが開いて、Aと流星が入ってきた。
『せーやくん…！』
駆け寄ってきたAは目が赤くて
泣いたあとなんがわかった。すぐに
『さっきはごめんなさいっ』
頭を下げるAに、
「それはもうええけど、何があったん？」
聞いても、言いたないんか、
Aは下を向いてしどろもどろ。
「言いたないんやったら、無理して
言わんでもええけど」
丈「それやったら帰ろ、A。俺、途中まで
送ったるで」
そう言って丈がAと那波を
連れて帰ってくれたあと、
流星が「Aは「今日は誠也くんに言いたない」
言うてたんですけど…」
て言いながら、今日あったことを話してくれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 113人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めぐみ(プロフ) - らずべりーさん» はじめまして！コメントいただけてとても嬉しいです！心温まると言っていただけて嬉しいです^ ^最初のほうにめちゃめちゃ厳しくお仕置きされといてほしいなと思って、誠也くんと丈くんの2人で鬼になりました笑 応援ありがとうございます！頑張ります！ (2022年12月27日 7時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - ゆずかさん» 初コメントありがとうございます！とても嬉しいです！足押さえる丈くんと空野に鬼になる誠也くんが自分でも読みたかったので書いたのですが、お仕置きのとき以外2人に対して全く怖気づかないのが空野ですw これからもよろしくお願いします！ (2022年12月27日 7時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
らずべりー(プロフ) - めぐみさん» 初めまして！厳しいながらにも優しさが垣間見えて、読んでいて心温まりました。誠也くんと、丈くん2人でダブルパンチでお仕置きされるのは中々怖いですね笑主様のこと応援してます！！ (2022年12月26日 0時) (レス) id: fda96d8440 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずか(プロフ) - 初コメです^ ^足押さえる丈くんと鬼の誠也くんにきゅんきゅんです！応援しています！ (2022年12月26日 0時) (レス) id: 42810820f6 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - みずさん» 初コメントありがとうございます！とても嬉しいです！ほっこりする温かいお話とおっしゃっていただけて嬉しいです。Aぇさんのファンでスパ話できる友達とかもちろんいないのでw、これからもコメントいただけたらとても嬉しいです。不定期更新ですが頑張って書きます！ (2022年12月24日 16時) (レス) @page35 id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めぐみ | 作成日時：2022年12月22日 15時
