44話 リノアの鶴丸国永side ページ46
目の前で起こっていることが未だに信じられない
青い巫女服の女が手で主に触れると
主が灰になったのだ
青い巫女服の女が此方を見ている
そして俺たちに触ろうとしてきた
ヤバい俺たちも主の様に灰になって壊されてしまう
咄嗟に避けようと思ったが気付くのが遅かったらしく手がもう目の前にあった
目をギュッとつぶることしか出来なかった
俺たちも主の様に灰になることを覚悟して
＜ポンッ＞
頭の上に温もりを感じた
「「え？/は？」」
予想外のことだっため間抜けな声が出てしまった
どうやら一期もそうだったようだ
青い巫女服の女は俺たちから手を離した
「心配するな俺はお前たちには酷い事はしない
手入れをしようと思ったが此処は全然資材がないな……
仕方がない
鶴丸国永俺に頭を向けてくれ」
話がついていけなくて俺は
「お、おう」
と言い頭を出してしまった
巫女服の女は俺の頭に手を再び置くと
手から緑色の光を出した
見ていて心地よい光だった
「よし、終わりだ」
そう言うと手を離した
は？何がだ？
「つ、鶴丸殿！傷が！」
一期にそう言われ俺は自分の体を見回した
「こりゃあ驚いた……！」
傷がなくなっていたのだ
「じゃあ、次は一期一振だな」
青い巫女服の女は俺の時と同じように一期の頭に手を置き緑色の光を出す
やはり一期の傷もなくなっていた
「他に手入れが必要なやつはいるか？」
障子を開けて此方を振り向いた青い巫女服の女から感じる霊力はとても澄んでいて心地よかった
障子の向こう側の畑はさっきまで荒れ果てていたのに綺麗になっていた
天気も晴天だった
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漢らしく(プロフ) - 氷翠さん» こんな作品を読んでいただきありがとうございます！そう言っていただくと更新頑張れます！ありがとうございます！ (2019年10月7日 15時) (
レス) id: 72d04f0ace (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - 既に！？既に何ですか！？気になります！更新ファイト！ (2019年9月30日 22時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
漢らしく(プロフ) - あなや〜さん» ありがとうございますぅ！（嬉し泣き)忙しくなかなか更新できないかもしれませんがこんな俺の初作品をよろしくお願いします（土下座) (2019年8月27日 14時) (レス) id: 72d04f0ace (このIDを非表示/違反報告)
あなや〜(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしています！ (2019年8月25日 21時) (レス) id: d50768ae5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王子 | 作成日時：2019年7月8日 10時
