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父のLimeを見てから
スマホの電源を切った
どうでもよかった
雨を見ながら
母の亡くなった日を思い出した
私も
あぁなるのか……
同じ病気
そうなんだろうなって
母が亡くなる前から気づいていた
母の真っ白な手
重ねれば
私の色も対して変わらなかった
斑点ができた
白が更に白くなる
前兆だ
知っていた
母さんは30歳まで生きた
じゃあ私は？
子もいない、彼氏もいない、家族もいない
迷惑かかるから病院で過ごしなさい
そっか
……母に対してもそんなふうに思っていたの？
……目はいつまで持つのかな
バレー……見れなくなるのか
気づいたら泣き崩れていた
泣き叫び車椅子から落ち地べたに蹲り
床を殴っていた
発狂声を聞きつけた看護婦や医者が集まって
いつの間にか安定剤を投与された
けど悲しくて哀しくて
悔しくて
苦しくて
切なかった
二度と父とは会うことはないだろう
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waka(プロフ) - 一気読みしてしまいました！！本当に面白かったです！これからも頑張ってください！！ (5月5日 16時) (
レス) @page37 id: 140287e0ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎名りら | 作成日時：2023年12月22日 14時
