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2つ目のミッションに挑戦中
ジミニヒョンを抱きしめる
これがなかなか難しい
まずジョングクが近くにいること自体が問題
ジョングクに見られたら後で面倒くさくなる
このまま鬼に見つかればいいのに
こういう時に限って現れない鬼
結局行動できないまま歩いていると
見つけたのは不気味なお化け屋敷
これは、使えるな
「ジミニヒョン、お化け屋敷入りませんか?」
ジミニヒョンは一瞬口を引き攣らせて
微笑んだ、とても嫌そうだが
末っ子という立場を使って甘えれば
イチコロだという所がジミニヒョンのいい所
「...A、どこにいるのさ」
ジョングクも着いてきたが
全く怖くないせいかずんずんと前を進んでいく
これはチャンスだ、今抱きつけば...
ジリジリとジミニヒョンによっていけば
トントンと肩を叩かれて振り返る
「っ、うぎゃぁ!」
そこに居たのはジミニヒョンでもなければ
ジョングクでもなくて、顔が傷だらけの
ゾンビが俺の肩に手を乗せていた
思わず驚いて、変な声を上げてしまい
その場にいたジミニヒョンにぎゅっと抱きつく
あれ、いつの間にかミッション完了
「ひぇっ...Aか、ビックリしたぁ」
ジミニヒョンは驚いたが
俺を見て安心したように胸をなでおろした
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作者名:桜兎昂 | 作成日時:2019年7月10日 22時