⛈寝込み ページ10
「彼の部屋に忍びこんでみた」
楓原万葉
「おや…Aでござるか。丁度床に就こうと思っていた事でござる。どれ、拙者と共に夜を明かそうではないか」
誤解しやすいけど、夜のお誘いではありません。単純に一緒に寝ようと誘ってるだけです。貴方が素直に彼の布団の中に入ると彼は貴方を強く抱き締め、スーハー…と深呼吸する音が。身の危険を感じた貴方が彼の方を振り向くと彼の朱色の瞳とバッチリ目が合いました。彼はニコリと微笑み
「気にしなくて良いでござるよ。何、疚しい気持ちなどは一切ござらぬ故…」
と言います。言い訳した方が怪しく聞こえますけどね。貴方が疑いの目を向けても、喉を鳴らして笑うだけ。誂われてません?
神里綾華
「ん…ん?!え、Aさん!?何故此処に?!」
貴方が布団に忍び込んでも全く気が付きません。彼女が気が付くのは寝返りを打ったとき。何時もより寝返りが打ちづらく少し息苦しくなった彼女。気怠げに目を開けると満面に広がる貴方の顔。
急に意識が覚醒した彼女はバッと布団から飛び起きます。貴方がちょっと寒くて…と苦笑いしながら言うと
「そ、そうだったんですね!少し驚きましたが何てことありません!…ですが、次からはちゃんと教えてくださいね。その…心の準備が…」
その日、貴方と彼女は同じ床に入りましたが、彼女は全く寝付けなかったみたいです。その証拠に目の下に少し隈が。それを指摘すると
「…Aさんのせいですからね」
と唇を尖らせながら言います。
トーマ
「あぁ、A。何かあった?」
普通に起きてる。なんなら布団にすら入ってない。やはり社奉行の使用人ということでやるべき仕事が多くあるようで。しかし、彼は貴方が部屋に入ってるとしていた仕事を一時中断に貴方の元に近寄ります。寒いから一緒に寝たいと言うと、あ〜…と少し渋そうな返事が。
「俺まだ仕事が残ってるからなぁ…あ、もう少し待ってくれる?そしたら仕事も終わるからさ!」
と言います。数十分後手際よく仕事を終わらせた彼は、ふぅ…と一息付いた後、
「待たせてごめん。じゃあ、もう寝ようか!」
と手招きして布団の方へ誘います。…彼何から何まで彼女に尽しちゃうタイプなんですかね。
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黄桃(プロフ) - クローシュさん» お久ぶりです〜!ディルックやリクエストを書くの、とても楽しかったです!この作品で少しでもクローシュ様の疲れがなくなれば幸いです!コメントありがとう御座いました!どうぞ、これからもこの作品をご贔屓に! (2023年2月12日 18時) (レス) id: 4729ce1b53 (このIDを非表示/違反報告)
クローシュ(プロフ) - 最近忙しくて浮上してない間にすごい更新されてる……!?しかもリクエストお題とディルック様が書いてある……!お礼遅くなって申し訳ないです。大満足です!疲れがとれる……癒やし……ありがとうございます〜 (2023年2月11日 13時) (レス) id: e542633396 (このIDを非表示/違反報告)
クローシュ(プロフ) - 黄桃さん» お受けいただきありがとうございます!スメールキャラ待ってます!これからも体調お気をつけて更新頑張ってくださいませ。 (2023年1月29日 16時) (レス) id: e542633396 (このIDを非表示/違反報告)
黄桃(プロフ) - クローシュさん» ディルックの方ですが、モンドキャラは特に書くつもりはないため、作者へのお知らせ等で文字数に余裕があれば書こうと思います! (2023年1月29日 15時) (レス) id: 4729ce1b53 (このIDを非表示/違反報告)
黄桃(プロフ) - クローシュさん» リクエスト有難う御座います!キャラリクの方に関してですが、一応稲妻キャラの反応集ですので中々書くのは厳しいかなぁ…と。個人的にスメールキャラの反応集は今度作るつもりなのでアルハイゼンはそちらでお待ち下さい! (2023年1月29日 15時) (レス) id: 4729ce1b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黄桃 | 作成日時:2023年1月27日 15時