71 センラside ページ25
図書室に倒れていたA
しかもほぼ息はしていなくて
うらたんも焦っていて
俺はAに嫌われるかもしれへん
けど、Aを2度と失うような真似はしとうなくて
「ちょっとうらたん、退いてください
最悪の事態やから人工呼吸します。」
もちろんそんな事は言ったが
人工呼吸なんてしたことあらへんから
なんとなくの知識を持ってAの隣に座り込む
そしてAの顎を持ち
Aの唇に自分の唇を押し当て
精一杯の酸素をAの口の中へ入れる
そうすると時々少しだけど
微かに息を吐く音が聞こえる
俺は恥を捨てて
何度も酸素を送り込んだ
口を離して数十秒後
Aの手が動いたのが見えて
「うらたん！！A息しとるから、
救急車呼んでや！！」
う「…お、おう…！！」
救急車を呼んでもらうためうらたんに声をかけ
戸惑ったようではあったがうらたんは電話をかける
う「もしもし、女子高生が1人意識朦朧としていて
救急車を呼んでいただきたいのですが…
はい。はい。分かりました。………」
うらたんが電話をしてくれている間
俺はAの調子が変わらないよう
見守ることしか出来ずにいた
「A…もうお前を失いたくないねん。
やから、救急車来るまで頑張ってなお願いや。」
目を開けることはないが
微かな息を頼りに話しかけてみる
少し体温が下がってきているのか
握っていた手は冷たくなっていて
自分の着ていたブレザーをAの上にかける
う「5分後に来るって！！！
だからそれまでAに異変がないか
見とけってさ！！」
5分…
「ありがとううらたん。
助かります…！！今の間に荷物まとめときましょ
あとは、この場所から出ましょう」
う「わかった。俺荷物運ぶから
センラはAをお願いな」
「まかせといてください」
そういって俺はなるべくAに負担をかけないよう
お姫様抱っこで図書室から出る
Aはとても軽くて
すぐに折れるんじゃないかと心配になるくらいの細さで
起きたら食べに連れていこうと思った
あとは、救助とは言え
Aにキスしてしまったことを謝らなければいけない
でも柔らかかったな…
*
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春夜★(プロフ) - 映月さん» いえいえ！こちらこそ楽しんでいだけてよかったです！リクエストありがとうございました！ (2018年1月11日 7時) (
レス) id: 801a5ecb26 (このIDを非表示/違反報告)
映月(プロフ) - 入れ替わりと、女の子の日を書いて下さりありがとうございました！とっても楽しかったです！ (2018年1月11日 4時) (レス) id: 62a8040ff9 (このIDを非表示/違反報告)
高嶺悠衣乃☆(プロフ) - 映月さん» わわわ(´；ω；｀)好きだなんてありがとうございます(´；ω；｀)(いえいえとんでもないです)とても書いてみたかった物なので嬉しいです！女の子の日と入れ替わりですね！了解しました！リクエストありがとうございます！！ (2018年1月6日 1時) (レス) id: 801a5ecb26 (このIDを非表示/違反報告)
映月(プロフ) - コメントします！センラさん、全てが好きです！この小説凄い好きです！(上からですいません)それと、リクエストいいですか？女の子の日ネタと入れ替わりネタが読みたいです！わがままですいません！ (2018年1月5日 23時) (レス) id: 62a8040ff9 (このIDを非表示/違反報告)
高嶺悠衣乃☆(プロフ) - 葵香さん» そう言っていただけてうれしいです！！笑猫耳と尻尾ですね！了解しました！リクエストありがとうございます！！早速書かせていただきます(￣^￣ゞ (2018年1月5日 17時) (レス) id: 801a5ecb26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるや x他1人 | 作成日時：2017年11月17日 22時
