64 志麻side ページ19
なんとなく。
ただなんとなく。
うらたさんがセンラさんの家の近くにいる気がした
だから公園からそう遠くないセンラさんの家へ向かう
早歩き気味で向かっている途中に見覚えのある影が見えた
それは何か苦しそうなうらたさんだった、
俺は電柱に隠れた
でも彼は気づいているだろう
だって俺に聞こえるような声で
う「…ｯ…今日、くらい、、泣いても…いいだろ……。」
そう言うから
俺はたまたま通りかかった風な顔をして
「ええんとちゃう…？」
そう言いながらうらたさんの元へと行く
「…ｳｸﾞっ…ｳｩッ………ｯ」
いつも涙を見せないうらたさんが
子供のように泣きじゃくる
ここで言うのもなんやけど
大人気ない気もするが
「今日は、ごめんな。迷惑かけた。
うらたさんが何で困っとるのかも分かっとる。
やから、今は泣いてええよ。
落ち着くまで隣おるから」
今日のことを謝る
そして優しく彼の背中に触れる
きっとうらたさんが泣いているのは
センラさんとAの事だ。
なんとなく気づいていた
Aが記憶喪失じゃないことに。
でも何らかの理由が必ずあるはずや。
そう思っていた
３人の間に何かがあったのか
うらたさんが2人に遠慮して抜けたのか
それは分からない
でも俺は今だけは
うらたさんの味方や
せやから
早くAを追いかけて
センラさんも
早くAと仲良くなり
流石に路上で立ちつくのも迷惑やから
近くの公園に足を運ばせた
うらたさんは泣き続けようやく落ち着いたようで
う「ごめん。」
急に謝られびっくりする
志「え、あぁ、ええで。」
う「変な所見せたな…！」
無理して笑ううらたさん
無理してるのはお見通しや。
だから、無理せんでや。と声をかけた
そしたら
う「…今頃2人は仲直りして、
俺の入る隙間なんて無くなってるんだろうな。
俺じゃやっぱり無理だった、
センラじゃないと。」
そんな弱気な言葉を発する
そんな発言に少し苛立ちを覚えて
志「うらたさんらしくないなぁ。
別に終わったわけやないやん？
うらたさんにだってええ所たくさんあるし
センラさんに負けてへんと思うで？
せやから最後まで諦めんといてや。」
別にセンラさんがAと付き合わんでほしいわけやない
ただ遠慮するのをやめて欲しいだけや
*
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春夜★(プロフ) - 映月さん» いえいえ！こちらこそ楽しんでいだけてよかったです！リクエストありがとうございました！ (2018年1月11日 7時) (
レス) id: 801a5ecb26 (このIDを非表示/違反報告)
映月(プロフ) - 入れ替わりと、女の子の日を書いて下さりありがとうございました！とっても楽しかったです！ (2018年1月11日 4時) (レス) id: 62a8040ff9 (このIDを非表示/違反報告)
高嶺悠衣乃☆(プロフ) - 映月さん» わわわ(´；ω；｀)好きだなんてありがとうございます(´；ω；｀)(いえいえとんでもないです)とても書いてみたかった物なので嬉しいです！女の子の日と入れ替わりですね！了解しました！リクエストありがとうございます！！ (2018年1月6日 1時) (レス) id: 801a5ecb26 (このIDを非表示/違反報告)
映月(プロフ) - コメントします！センラさん、全てが好きです！この小説凄い好きです！(上からですいません)それと、リクエストいいですか？女の子の日ネタと入れ替わりネタが読みたいです！わがままですいません！ (2018年1月5日 23時) (レス) id: 62a8040ff9 (このIDを非表示/違反報告)
高嶺悠衣乃☆(プロフ) - 葵香さん» そう言っていただけてうれしいです！！笑猫耳と尻尾ですね！了解しました！リクエストありがとうございます！！早速書かせていただきます(￣^￣ゞ (2018年1月5日 17時) (レス) id: 801a5ecb26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるや x他1人 | 作成日時：2017年11月17日 22時
