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拾捌 ページ18

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朝方、Aがいないことに実弥は疑問に思っていた.



いつもなら、居間か台所にいるはずだからだ.










実弥が任務から戻った時にも居なかったのだが、
その後も帰ってきた様子が見受けられなかった.


















実弥の中でモヤモヤとした感情が渦巻いていた.



それは恐らく、‘ 心配 ’だろう.










実弥の足元に擦り寄った しらたまも、どこか寂しそうにニャーと鳴いた.





「 お前も心配なのかァ? 」





しらたまを抱き上げ、喉元を撫でてやると心地よさそうな顔をしていた.















最初は、
誰であろうと屋敷に住み込むことは許さないはずだった.








俺はひとりで十分


居ればそいつは邪魔なだけ


俺には必要ねぇ.








そう思っていたのだ.










だが、不思議なことに、Aが住み始めて半日で自然と彼女のことを受け入れていたのだ.





それが、何故なのか当の本人は気がついていない.










心のどこかで安心感や心地よさを感じているのだ.















「 ……チッ、どこにいんだァ 」





不安は募るばかりで、探しに行くかと思った時、
屋敷の玄関の扉が開く音が静かに響いた.












その音がした時には、玄関に駆けていた.





『 さね、みくん? 』





慌てた様子の実弥に、驚いたのか大きく目を見開くA.










実弥は、Aが帰ってきたことに安堵していた.





安堵したと同時に、心配の念が産んだちょっとした怒りも生じていた.










『 えっ、実弥くん!? 』





実弥は、無言でAの手首を掴むと半ば無理やり居間へと連れ込んでいた.





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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥   
作品ジャンル:アニメ
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るる - 勉強やりながら占ツク更新だと、、、、、、、、大変すぎませんか?!!!!凄いですね!!! (7月25日 23時) (レス) @page46 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
魚城 - 続編!?やったぁ〜! 続編も頑張ってください!*^^* (2020年4月8日 18時) (レス) id: b29402340d (このIDを非表示/違反報告)
うぐいすのしっぽ - きな粉のところで盛大に吹きましたw続編も頑張ってください! (2020年4月7日 9時) (レス) id: 868a001250 (このIDを非表示/違反報告)
うりょ - ムフフ (2020年3月5日 9時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 初めまして!すごく面白かったです! (2020年2月26日 19時) (レス) id: fc640f7e8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まっちゃろん | 作成日時:2019年11月20日 8時

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