最高の 【 一松 】 ページ13
一松side
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女子 「 い、いきなりごめんね 」
私、隣のクラスの、なんて自己紹介してくる目の前のそいつ
俺は今、多分他クラスであろう女子に呼び出され
殆ど人の通らない体育館裏にいる
「 俺なんか呼び出して、なんなの 」
女子 「 あ、あのね、えっと 」
と、口篭るその女子が話すのを待っていれば
女子 「 い、一松くんてさ、
あの、Aちゃんと… 付き合ってるの? 」
「 …はっ!? 」
その言葉に、思わず目を見開く
いや、付き合ってるよ
付き合ってるけど、誰にも言ってねーし
そういう素振りも見せたつもりねーけど
何故かこの女に知られている
「 な、なんで 」
女子 「 いや、あの
こないだ、手繋いで2人で帰ってるの見ちゃって… 」
「 あー… 」
そういや、そんなことしたわ
なんて思いながら苦笑いしていれば
女子 「 あの、Aちゃんの、どこがいいの? 」
「 は? 」
女子 「 あ、あの子より可愛い子いるし
スタイルいい子だっているよ?
それになんか、Aちゃんっていい子ぶってるって言うか 」
「 …何言ってんのお前 」
まぁそこまで言われちゃ、
俺が黙ってるわけないよね
「 あいつの何、知ってんの? 」
女子 「 何って… なんていうか、そのっ
あ、あの子より私の方がいいと思うよ! 」
「 あーそお。
でも残念、俺、あんたみたいなの一番嫌い 」
女の子に対して酷いって?
いやいや、これは例外。
だって、誰でも自分の彼女悪く言われちゃ
いい気しないでしょ。
「 少なくとも、Aはあんたより何万倍と可愛いし、優しいし
俺にとって最高の彼女なんだよね 」
女子 「 っ…! 」
もういいっ、
なんて走って逃げちゃったそいつ
「 なんだったの 」
『 …い、いち、まつ 』
「 !? …A 」
逃げてった女子を見つめながらため息混じりに呟けば、いつの間にか俺の後ろの方にいたA
「 き、聞いてた…? 」
『 うん 』
「 あ、その 」
『 一松、かっこよかったよ 』
私の事、あんな風に言ってくれてありがとう
そうはにかんで言うもんだから
照れないわけもなく
「 別に、あいつにムカついただけだし。 」
『 はいはい
あ、』
「 なに 」
『 一松も私にとって最高の彼氏だからね 』
またその言葉に照れるから
それを誤魔化すようにAの頭をくしゃっと撫でる
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しゃび(プロフ) - ごはん(50)さん» コメントありがとうございます。そこまで褒めて頂いてとても嬉しい限りです…！沢山あるおそ松さん作品の中から私の作品を読んで頂いてありがとうございます！更新はまちまちになってしまって申し訳ないですが、これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2019年8月23日 18時) (
レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
ごはん(50)(プロフ) - こんにちは!!しゃび様の作品全部見させて頂きました!!どれも最高です。この様な短編集やおそ松さん作品の中でもしゃび様の書くお話が一番好きです。お気に入り作者登録も失礼ながらさせて頂きました!! (2019年8月20日 17時) (レス) id: 535205595b (このIDを非表示/違反報告)
しゃび(プロフ) - 苺夢さん» 時間はかかってしまいますが、それまでお待ちいただければ幸いですし、なるべく詰まらないようにこちらも頑張りますので、よろしくお願いします。 (2018年12月29日 9時) (レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
しゃび(プロフ) - 苺夢さん» こちらまで読んで下さりありがとうございます！とても嬉しいです。辞める、と言うよりは一旦おやすみということなので、勿論チョロ松のオンリー短編集も書かせていただきますし、全員書き終わったらまたこういった短編集を再開しようと思っております。 (2018年12月29日 9時) (レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
苺夢(プロフ) - やめちゃうんですね、。でも！推しがチョロ松なので気長に待ってます！あ、えと、焦らないでくださいね！しゃびさんの作品読み返して気長に待ってます！これからも頑張ってください！！ (2018年12月28日 22時) (レス) id: 4fd2aa824a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃび | 作成日時：2018年9月1日 0時
