【 おそ松さん 】チョロ松の奴、恋したらしーよ。【 チョロ松 】

6. まだまだある、 ページ7

夢主side
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『 今日は、チョロ松くんの好きなところリストを作ってきました! 』


｢ なんだそれ ｣








前にチョロ松くんが、僕のどこが好きなの
なんて質問してきて

あの時は恥ずかしくて咄嗟に答えられなかったけど






改めて家でじっくり考えてみれば、沢山沢山浮かんできた。









『 多すぎて絞りきれなかったけど、沢山書いてきたので全部読み上げますね 』


｢ それ時間かかるやつ? ｣


『 うーん、ひとつひとつ説明しながらだと寿命が足りませんね 』


｢ いやどんだけ語るつもりなんだよ ｣









言葉じゃ伝えきれないくらい、多い









『 えっとまず、1、チョロ松くんのお顔 』


｢ それいくつまであんの… ｣


『 お顔のどこが好きかと言うと 』


｢ 長くなりそうだから理由言わなくていいわ!! ｣









呆れた顔をしてるけど、そんなのは気にしない。









2、3、4…

彼の好きなところ、ひとつひとつ言っていく









『 …えっとー、1034、チョロ松くんのパーカーの中に着てるシャツ 』


｢ マジでいくつあんだよ!!!
1000超えてるよ!!! しかもシャツって何!? それ僕の好きなところに入るの!? ｣


『 パーカーの中にシャツっていう絶妙にダサい着こなしするところ好き 』


｢ それディスってない??? いやもう僕の悪口みたいなとこない??? ｣








まだまだあるリストを読みあげようとすれば、
大きくため息をつかれる








｢ もういいよ十分伝わったから
まあ、ありがと ｣


『 え、こんなもんじゃないですよ!
まだ10分の1にも満たないです』


｢ もう僕はお腹いっぱいだわ!! ｣








あ、なんかげっそりしてる


ちょっと悪いことしたかな、なんて









『 じゃあ、続きは明日にしますね 』


｢ いやもういいってば ｣









でも、なんだかんだ言いながら
ずっと聞いてくれるんだから

彼はすごく、優しい人








｢ まぁ、要するに、
僕のこと大好きってことでしょ ｣


『 大好きどころじゃないです 』


｢ その、サラッとそういうこと言うのやめて ｣


『 え、なんで…
あれ、もしかして照れてますか? 』


｢ いや照れてねーから!! ｣








少し、顔が、赤いような。

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彼の好きなところ。

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