好き2 ページ37
三尋くんと私はくっついたまま
ただただお互いの体温も、匂いも全部同じになるくらい…くっついていた。
首にするキスはだんだん激しくなっていく
だんだん鎖骨あたりまできて、私は自分とは思えないくらい甘い声が出た。
三尋「紫乃ちゃん…」
「三尋…くん」
繋いだ手はいつの間にか指と指の間を絡ませていた。
このまま時が止まればいいなんて、よくある歌の歌詞ぐらいだと思ったのに…本当にそう思ったんだ。
三尋「…」
目が合って、何となく目をつぶった。
キス…される
そう思った。
でも…、
三尋「…ん、なに?」
「…え?」
し、しようって言ったくせに…!!
急に意地悪になるじゃん…!!!////
「…」
三尋「拗ねてる顔も…かわいいな」
三尋くんはニコって笑ってそのまま顔を近づけた。
私はもう一度、目をつぶった。
――三尋くんとの初めてのキスだった。
唇が離れて、自分がした事をはっきり理解する。
一気に顔が赤くなるのを感じた。
「…あ」
そんな私を見て三尋くんは微笑んだ。
三尋「…もう1回していい?」
「…いいよ」
それから何回もキスをして、微笑みあった。
幸せな時間だった。
私は今日の日を一生忘れることはない
この幸せを…ずっと、ずっと
手放さない…
そう思った。
239人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ビードロ - 逝ってきまーす!セピカさん、お疲れ様です! (2020年11月6日 17時) (レス) id: 3fa1f37f14 (このIDを非表示/違反報告)
カズ - 前半完結おめでとうございます!続編、楽しみにしています!頑張って下さい(*^^*) (2020年10月31日 20時) (レス) id: c90bf197af (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - 私が推してるグループそっくりでした!とってもよかったです!続編楽しみです! (2020年10月31日 18時) (レス) id: b9d68e4034 (このIDを非表示/違反報告)
▼あまね△(プロフ) - 続編楽しみにしてます!!勝手に次のことを妄想しながら…!あくまで恋じゃないの方も楽しみにしてます!紙作品ばっかりで全部好きで大変です… (2020年10月30日 21時) (レス) id: 5e8d51ce7d (このIDを非表示/違反報告)
ルウト(プロフ) - ヤバい、夢主が…いや、私がー!!!(アホ)続編楽しみです!! (2020年10月30日 21時) (レス) id: d4c421289f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:セピ | 作成日時:2020年9月5日 20時