幽霊になった件について【stpr】

赤星記念 なーくん寝かせ隊 ページ15

・

「おじゃましまーす！」
「おー、いらっしゃいなーくん」

今日はさとみくんにゲームを教えて欲しい、ということでなーくんが家に来ている。

ﾜｧｱｱ相変わらずイケm…ん？
んん？？
________ちがう、どうしたんだろうなーくん。


膨大な違和感が思考を侵食する。

心做しかやつれている。
加えて目元の隈。
顔色もあまり宜しくない。
ふらついてるし…。


…寝てないなこれ。



『な、ななもりさん…、』

「ん？どうしたの？」
にへ、と笑うなーくん。…やっぱ体調よろしくなさそう。
作り笑顔感半端ない。

「絶対寝てないでしょなーくん」

「あえ、ばれた！？うそぉ…」
やっぱりｲｨｲ…！！

『…、どれくらい寝てないんですか？』

「いっいやゆーてだよ！！大丈夫大丈夫！！」
『目合わせてくださいよ』

実を言うとさとみくんも今日は2時間くらいしか寝てない。


…泣きそう、そんなに強がらないで欲しい。
今日も直前まで作業をしていたし。
無理をしてくれている2人になにかすること…



…よし、


意識を集中させる。
全ての意識を体の中心に溜める

成人男性が2人全身埋もれるくらいの大きさ、
質も落としたくない。安眠できるように。色も落ち着いた色で…


『〜〜ｯ、！！』
今までと比べ物にならないくらい程体が暑く、脱力感が襲ってくる。


…それでも、


『えいっ』
人をダメにするソファーになってしまった体を引きづり、2人の肩を掴み、


________倒す！！！

「うおっ」
「えっ！？」

見事に体が沈んでいくななさと。
やだ絶景…、

『ゲームの前にゆっくり寝てください、』
手(？)でおふたりの目を覆う。
マッサージもやって徹底的に安眠に誘う聡明な作戦！！！！


…


…寝たかな、？



「んぁ、…」
「…ぅ、」


っしゃぁい！！！(野太い)


…ふふ、
おやすみなさい。
いつもありがとうございます。いい夢を、




(あれ！？！？俺いつの間に寝てた！？？？)
(幽霊にしてやられたんだけどww)

ーーーーー
リクエストとってもとってもありがとうございます！！
こんなのしか出来なくて申し訳ないです、
リクエストは随時募集中なので気軽にご参加ください！！

赤星記念 家出→←14話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す