【あんスタ】家庭的な一般成人男性ですが?【男主】

20話※ ページ21

Aside









いや、マジでイケメン


さっきの童顔美少年どこへやら



メガネ外すと結構雰囲気変わるんだなぁ









「い、泉さんメガネ返してよ!」



「えー、ゆうくんの綺麗な顔が見えなくなっちゃうじゃん」







「っ、僕よりAさんの顔の方が綺麗だと思いますっ!」









え


「へぁっ!?お、俺ぇ!?」



遊木さん、正気ですか









「ゆうくんが大声でそこまで言うなんて、アンタちょっと顔見せな」




「こら、顔そらさないしっかり見せなよぉ」







むりむりむりむり


美形が自分の顔を至近距離で見つめてきてる



見つめられて顔が赤くなっていって自分が涙目になっていることが分かる






「よく見たらゆうくんに負けず劣らず可愛い綺麗な顔してんじゃない？」






「アンタの名前はたしか雛鶴A、だっけ？」


「じゃあ、なつくんかな」









「ねぇなつくん、一回『お兄ちゃん』って言ってみて」


「はぇ!?む、むりです」







なんでいい年した大人が年下に向かって『お兄ちゃん』なんて...






「言ってみて」


「でも、」





「言って」





あ、圧がぁ









「お、おにい ちゃっ、やっぱむりです!」





恥ずかしい

むりむりむりむりむりぃ








「はぁ、仕方ないなぁ」

「なつくん今度は『お兄ちゃん』って呼んでもらうからねぇ」





「またねゆうくん、なつくん」









「僕はいったいなに見させられていたんだろう、って泉さん僕のメガネ返して!」









嵐のような2人だったなぁ





瀬名泉さん、要注意人物です...。




僕はその場にへたりと座り込んでしまった

21話→←19話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す