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んなこと ページ9







「 え? 」



今目の前にいる井上港人くんは



私に向かってなんて言った?



オレ、カレシリッコウホシテモエオデスカ?



彼氏、立候補、ええですか?



「 私の!?彼氏!? 」



「 はい!にひひ〜 」



純喜と景瑚も何が起こったのかと



びっくりしすぎて声が出てない様子。



すると景瑚がんんっと声を出してから



「 え、本気で言ってるの? 」と一言



「 俺、いつも本気で生きてます(?) 」と



謎の発言をする港人くん。



「 そんなすぐに決めないでくださいね 」



「 俺もひとめぼれだったんで、緊張してます 」



ストレートに話してくれる港人くん



この空気に耐えかねたのか



「 俺もう行きますね、 」と言って去ってしまった



静まり返ったランチタイム



景瑚ははあ、とため息をついているが



純喜はまだ何も話さない



「 いや〜冗談にしてはあれだったね〜笑 」



と私が和みそうな話をしても



「 … 」 え何か言ってよ!!!!



「 あのさ、A 」



真剣な面持ちで私に向き合う純喜



「 なに 」



「 さっきの…冗談きついわな!!!笑 」



純喜と景瑚は大爆笑



「 私だって、びっくりしたよ!! 」



いや〜久々に涙出たわと景瑚。



その後も港人くんの話で盛り上がり解散。



ふたりとは講義違うのでバラバラになる。



「 あとでな!」「 じゃね〜 」



「 はーい、ばいば〜い! 」






「 …景瑚 あれほんまなんかな 」



「 そうみたいだったけどね、やばいじゃん 」



「 俺らともういられへんようなるんかな 」



「 まあ、港人みたいに恋愛感情持ってたらね 」



「 …はあ。 」






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作者名: | 作成日時:2021年9月2日 1時

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