幼馴染が最低な男にとられた 2 (ページ4)

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アルバイトで
やっと顔を合わせた涼

『なんでメッセージ返してくれないの！』

なんて言ったら

「ごめんごめん
なんかぶっ壊れた」

『絶対ウソ！！

てか、うわ…』

"浮気してたでしょ？"

と、本題を聞く前に

「はしもっちゃんレジ入って～」

そう言って厨房に入ってきた
優斗さん。

「ごめん、また後でね」

レジに行った涼を
しばらく見つめていると

「ごめんね、間入っちゃって」

なんて言ってきた優斗さん

『話ししてたのに～』

「しょーがないでしょー」

といって笑いかけてくるから
"冗談ですよ、仕事ですから"
って言ったら

「大丈夫？」

と思いもよらない返事が返ってきて

思わずアホみたいな声が出る

「なんかね、

ツライって、おでこに書いてある」

『書いてないです』

「んー。

まぁ、ならいいけど。」

"なんかあったら言えよ"

という言葉を遮るように

「A。」

と、涼の低い声

振り向くと

「いちごチーズケーキ１つ」

そう言った彼を

初めて少しだけ怖いと思った。

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