『CRには愛があーる？』第2部

58.本屋にドラゴナイト ページ10

ポッピー「貴利矢、笑いすぎ！！」


A「貴利矢のも酷かったわよ！！！」



ぷーっと膨れっ面になってAは貴利矢を睨む。



貴利矢「なんだかわかんねーけど、それ嘘なんだろ？！怒るなよ！」


A「嘘じゃないって言う確証はないもん！」


黎斗「残念だな、九条貴利矢！！私のは嘘だと信じてくれたが、君は信用が無いようだな」


貴利矢「うるせぇ！！」



またつまらない小競り合いが始まった時、CRに救急通報が鳴った。



飛彩「はい、電脳救命センター。、、、はい、はい、分かりました。すぐ向かいます。」


ポッピー「バグスター目撃情報？」


飛彩「グラファイトの様だ」


A「グラファイト？？」


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通報場所は大型書店だった。
CRのメンバーが駆けつけると既に書店から全員避難して入り口は封鎖されていた。



ポッピー「バグスターはどこに？」



恐怖で顔の引きつった店員にポッピーが聞く。



店員「ななな中です！！！雑誌のコーナーの辺りに突然現れて！！！！」


永夢「被害に遭われた方はいませんか！？」


店員「大丈夫です！！」



あとはお願いしますと言って店員は逃げるように走って行った。
そして入り口から全員で書店に入る。



ニコ「ねぇ大我！グラファイトが本屋に出現とかおかしくない？？」


大我「知るかっ！俺に聞くな！」



通報されたバグスターがグラファイトなら怖くない。Aは広い書店をみんなと歩いてグラファイトを探す。



A「グラファイト〜！どこ〜？？」



しばらく歩いていくと、グラファイトを見つけた。




見つけた、、、


あれはグラファイト、、だよね、、？？


そう、グラファイトだ。


グレングラファイトLev.99。


めっちゃ強い上級バグスター。




が。




雑誌を一心不乱に読み漁っていた。






A「グラファイト？！何してるの？！」




声に振り向いたグレングラファイトLevl.99の手には、、、



貴利矢「ぜくしぃ読んでる！！！！！！！ははははははは！！！！！」



グラファイトを指差して笑い転げる貴利矢をグラファイトバグスターは睨んだ。



グラファイト「レーザー！何がおかしい！！」


ニコ「いや、おかしいでしょ！結婚情報誌、ぜくしぃだよ？！」


永夢「グラファイト、何でぜくしぃなんか読んでるんだ？」


グラファイト「Aとの真実の愛を手に入れるためだ！」


ポッピー「ぇえっ？？ピプペポパニック！！」

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