ドS声優 Part6

第217話 ページ49

逢坂side


俺「ごめんな、こんな夜遅くまで待たせて」


あ「良太さんは何も悪くないですよ。
ただ、私が好きで待っていたんです」


俺「そんなに俺に早く会いたかった?」


冗談交じりに聞いてみる。


あ「当たり前じゃないですか。良太さんがいない家は
何だかいつもより広くて寂しく感じます...」


俺「そっか。
今度からはなるべく早く帰れるよう気をつけるな」


あ「でもそれは、良太さんに悪いです...。
せっかくの仕事のお付き合いが少なくなっちゃいます...」


俺「いーの。俺も少しでも早くAとこうやって
イチャイチャしてたいから」


あ「良太さん、とっても暖かいです...」


俺「毛布とか何も着てなかったから寒かったろ?
今は俺が暖めてやるからな。もうちょっとこうさせて」


あ「はーい...」


こんな無防備なAは滅多に見れないだろう。


俺「あのさ」


あ「...」


俺「あの、Aさん...?」


あ「...」


俺「...完璧に寝たな」


大事な話をしようと思って踏み切ったところ一歩遅く、
Aはすでに寝てしまっていた。


俺「まぁいいや、この話は違うときにしよ」


Aを一旦降ろし、姫抱きにして寝室に運ぶ。


俺「ありがとな、A。これからも大事にする」


そんな言葉聞こえてないんだろうなと思いながら
Aにキスを1つ落とした。

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CV.○○さん聞いてみる?(男性声優さんのみ)

森久保祥太郎

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