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人｢ム．．．？
瞳の色が他と異なルと、人間は不便をすルのか？｣
『．．．これは少し難しいけど、場合によるね。』
人｢．．．？｣
柊｢あー、なんつうか、人間の中には、自分達と異なるやつを忌み嫌ったり、"普通"に拘って他を排除しようとしたりする奴がいるんだ。｣
『例えば、私のように珍しい瞳の色をしていたり、はたまた奇抜な髪色や体質であったり．．．』
柊｢世間一般に囚われすぎる部分があるんだよな。｣
『そうだね。
今は昔と変わって、カラーコンタクトっていう瞳の色を変えられるものがあったり、髪の色を好きに染めることが出来るものがあったりするから、昔に比べたら大分マシになっているとは思うけれどね。』
人｢．．．なるほど。｣
帰路につきながら、そう話をする。
柊｢．．．お前の言う昔って．．．｣
『ん？大正だよ。』
柊｢だよなぁ．．．｣
『鬼殺隊の隊士の中には、そういった特殊な目の色や髪の色、体質の者ももちろんいたからね。
同僚の中には、過去にそれで傷付けられた子もいた。悲しいことに。』
柊｢そうか．．．｣
人｢難儀なこともあルものだ。｣
和｢見目に関してもそうだが、思考や思い、行動に関しても、そういうところがあるよな。｣
堀｢そうだね。
新しい考えは、今も昔も、受け入れられるのに多かれ少なかれ時間を要するし．．．｣
『はは、色々な人間が．．．意志を持つ者がいるからこそなんだろうね。
これが普通、あれが普通、普通であれと、"普通" を酷く求めるのは、人間が群れで生きる者だからかな？』
柊｢かもなぁ．．．群衆に所謂 "異端" は都合が悪いことも多いんだろ。｣
『考えれば考えるほど、人間は面倒で興味深いよねぇ．．．』
人｢うム。｣
そうこう話しているうちに、神屋敷に到着。
『あれ、もう着いた。』
柊｢んじゃ、また明日〜｣
『うん。また明日。』
その後数日間、Aの本丸では人間についての考察が、
各々の元主とその周りの人間の記憶も交えながら真剣に話し合う刀剣男士らが見られたとか。
『真面目だね．．．』
歌｢答えがない、ないしはひとつでは無いであろう話題は熱が入りやすいからね。｣
『それもそっか。
それに、長い間人々に使われ、移ろいゆく歴史と人とを直接見て来た皆だから、きっと思いもよらないことを知っていて、より深い所へと考察が至るんだろうね。』
歌｢！はは、そうなのかもしれないね。｣
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宵桜の館(プロフ) - 苺みるくラテさん» ありがとうございます！長らく更新できず申し訳ないです…ぼちぼち頑張ります！！ (12月18日 13時) (
レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (12月18日 0時) (レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - からさん» コメントありがとうございます！童磨、ノリで出し始めてしまいましたが、ちゃんと行先を決めなきゃですwありがとうございます！！ (11月22日 10時) (レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
から - 煉獄さん〜〜!!!童磨ちゃんと審神者してほしい(自分の嫌な記録を変えないとか…‥ある事で嘆くとか?｡それを見て童磨に思っている思いが少し変わるとか)出来れば政府に逮捕とか殺されるとかブラック本丸とか辞めてほしいです｡面白かった凄かったです (11月21日 23時) (レス) @page45 id: 64c26850b0 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - シオンさん» そうなんですよね〜。人を喰べたりしたのはダメかもですけど、人間性？とか、過去とか見ると、否定しきれないし、なんなら同情、といいますか．．． (2022年11月21日 23時) (レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵桜の館 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時：2022年11月20日 14時
