＊46話 ページ47
『すごくおいしいです！』
母「ほんと？よかったわ！」
父「口に合うようで良かったよ」
shp「俺も久しぶりに食ったわ」
そういえばうちにご飯を食べに来ているときに家で食べなくてもいいのかと尋ねたところショッピくんからご両親はそれぞれ会社を経営されていて揃って食事をする機会がなかなか無いって聞いたことがある。
父「そうだな…Aさんはよく翔にご飯を作ってくれてるらしいね」
『大したものは作れませんが…』
母「この子何も言わないけれどいつも嬉しそうな顔をして帰ってくるの」
shp「母さん！？」
母「あら、ごめんね？」
フフフと笑うお母さんの顔は私をからかう時の楽しそうなショッピくんの表情とそっくりだった。
いつも揶揄ったり煽ったりする姿しか見てないから揶揄われて顔を赤くしているショッピくんの姿はなかなかレアかもしれない。
父「Aさん、翔から聞いて居ると思うがもし翔の番になったからと言ってうちに縛られることはないから安心してほしい。翔から進学や就職を希望していると聞いているが、君が望むのであれば私たちが援助する」
母「私もこの人に嫁いだけど結局自分で会社作っちゃったからね」
『は、はい…』
父「だからAさんは自分の気持ちの事だけを考えて決めてくれればいい」
母「番になるということは一生その相手と添い遂げることだから、しっかり考えてほしいわ。
でも私はAちゃんが娘になってくれるならとっても嬉しいわ」
『ありがとうございます』
優しくて暖かくて素敵なご両親だな…
shp「俺も無理強いはせえへんから、あと三日、ゆっくり考えてくれ」
『わかった』
父「じゃあそろそろ送ろうか」
『いえ、電車で…』
shp「もう遅いし荷物も多いから」
『でも』
父「遠慮しないで」
『すみません…』
再度お父さんの車に乗せていただき寮まで送ってもらう。
『今日は本当にありがとうございました』
父「いやいや。翔、荷物多いから手伝ってあげなさい」
shp「A、俺持っていくわ」
『え、大丈夫だよ？』
shp「ええから」
『ありがと…』
トランクから紙袋を取り出して持ってくれるショッピくん。私も持つよ、と言ったら一つだけ渡してくれた。
shp「じゃあ父さん、ありがとう」
父「ああ、気を付けてな」
『え、ショッピくんお父さん帰っちゃうよ？』
shp「ええねん、歩いて帰るから」
『え？』
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Noa(プロフ) - ねう。さん» ありがとうございます！趣味全開ですが今後もお付き合いいただけると幸いです！ (2022年12月16日 0時) (
レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
ねう。(プロフ) - あーだめだもうむりしんどい何回読み返してもしんどいドキドキですやばいです主様の作品雰囲気大好きすぎます泣泣 これからも応援してます！更新楽しみにしてます！ (2022年12月15日 18時) (レス) @page36 id: dee5bda7f0 (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - たぴくんさん» コメントありがとうございます！自分の趣味が全開ですが皆様にも楽しんでいただけるよう精進します！ (2022年12月11日 10時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
たぴくん - この作品大好きです！応援してます！更新頑張ってください୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀꒳⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛ (2022年12月3日 12時) (レス) @page22 id: 5e1b4af05d (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - 九十九夜瑠さん» コメントありがとうございます！毎日更新できるように頑張ります(*´ω｀*) (2022年11月26日 19時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Noa | 作成日時：2022年11月18日 20時
