＊10話 ページ11
買い物したものを当たり前のように持ってくれるショッピくん。歩く時は道路側を歩き、歩くペースも合わせてくれている。こういう紳士的な振る舞いをスマートにできるのって凄いなぁ…もしかして吸血鬼の嗜みなんだろうか？
shp「Aは寮なんですよね。学校近くてええなぁ」
『ショッピくん家は遠いの？』
shp「20分くらいですかね」
『割と近いじゃん』
shp「徒歩5分の寮に比べたら遠いっすよ」
『そりゃそうだ』
shp「うちに興味あります？」
『無い』
shp「あ、同居は強制しないんで大丈夫っすよ」
『聞いてない…』
shp「女性って割とそういうとこ気にするって聞いたんで」
『そんな話誰に聞くの…』
shp「知り合いの街コンマスターっすね」
『変わった知り合いがいるんだね…』
他愛ない話をしているとあっという間に寮につく。あれ、もしかしなくてもご飯を食べていくということは部屋に入る…ってこと？
『もしかしてショッピくん、部屋入るの？』
shp「当たり前じゃないっすか。あ、初日から襲ったりしないんで心配しないでください」
いや、そんな心配はしてない。
『まぁ…引っ越したばかりだからまだキレイだしいいか…』
しかし入学当日に男の子連れ込むって誰かに見られたら噂されそうだなぁ…静かな学校生活と程遠いものになっちゃう。
階段を早足で上がり3階にある自分の部屋に行く。周りに誰もいないことを確認して鍵を開けて中に入る。
『狭いけど…そこに座布団があるから座って』
1Kの寮はベッドとローテーブル、そしてパソコンとデスクと椅子のみのシンプルな部屋。キッチンは広めで使いやすそうだ。
早速ご飯を炊く。調理家電も一通り用意されていることには感謝しかない。
ご飯が炊けるまでの間にショッピくんと今日配布されたシラバスを読むことにした。明日から体験授業が始まるので選択授業の候補を絞らなければいけない。
shp「Aはどういう系統にするん？」
『私は英語と情報処理とデザインは受講したいと思ってる』
shp「情報処理取るならプログラミングとかは？」
『どっちかというと文系だからついていけるかな、って』
shp「理系なら俺教えられるで」
『数学は取るつもりだよ』
shp「せっかくやから同じの取りたいやん？」
『いや、自分が取りたいやつにしよ、お互いに』
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Noa(プロフ) - ねう。さん» ありがとうございます！趣味全開ですが今後もお付き合いいただけると幸いです！ (2022年12月16日 0時) (
レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
ねう。(プロフ) - あーだめだもうむりしんどい何回読み返してもしんどいドキドキですやばいです主様の作品雰囲気大好きすぎます泣泣 これからも応援してます！更新楽しみにしてます！ (2022年12月15日 18時) (レス) @page36 id: dee5bda7f0 (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - たぴくんさん» コメントありがとうございます！自分の趣味が全開ですが皆様にも楽しんでいただけるよう精進します！ (2022年12月11日 10時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
たぴくん - この作品大好きです！応援してます！更新頑張ってください୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀꒳⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛ (2022年12月3日 12時) (レス) @page22 id: 5e1b4af05d (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - 九十九夜瑠さん» コメントありがとうございます！毎日更新できるように頑張ります(*´ω｀*) (2022年11月26日 19時) (レス) id: 7c93d56916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Noa | 作成日時：2022年11月18日 20時
