みんなが好きになる対象【東京リベンジャーズ】

ファミレス ページ29

全ての授業を終えて終業時間になり、イヌピーと約束した通り帰りは一緒に帰ることになった


玄関を抜けて校門まで行くと先にイヌピーが待っていた


『イヌピー出るの早くない？何、走ったん？』


乾青宗「走ってねぇよ。

一緒に教室出ると色々と面倒だからな。」


『あー…確かにね。納得。』


一緒に教室出ると勘違いされたりするんだよね


行き帰りは尚更…


イヌピーに迷惑かけたくないし、イヌピーもそれを分かって気を使ってくれてるのは分かる


なんか申し訳ないな


心の中でイヌピーに対して1人で謝っているといつの間にかココが来ていた


九井一「2人とも教室出るの早いな。

真っ先に帰りたかったんか。」


『えー久しぶりに一緒に帰るんじゃん。

どっか寄ろうよ。』


乾青宗「別にいいけど…あてはあるのか？」


『んーお腹すいたからご飯食べに行かない？

2人ともいい？』


九井一「おー、俺は構わねぇよ。イヌピーはどうする？」


乾青宗「行く…店は七海に任せる。」


学校帰りにファミレスとカフェに寄ることにした



『何食べよっかなー

定食にしようかな？

それとも何種類か頼んでみんなで取り分けて食べる？』


九井一「俺は何でもいいよ。

七海の好きにして。」


乾青宗「俺も七海が頼んだもん食うから…別に何でもいい。」


2人の…何でもいいとか人任せなとことかちょっと困るんだよね


どっちも自分の意見あんまり言わないタイプだからな


イヌピーもココも人に合わせるスタイルだからちょっと困る


まぁもう慣れたけど


たまに一緒に帰っては寄り道して遊んだりするし…


付き合ってくれるだけでありがたい


メニュー表を見ながら適当に何品か選び15分後、頼んだ料理がテーブルに並んだ


『あー、めっちゃ美味しい。あったかいご飯最高。』


乾青宗「…七海は昼弁当だもんな。」


九井一「俺は大体パンとかだよ。

弁当って飯が冷たくなるよな…

それがあんま好きじゃねぇ。」


『それなー

たまにはパンもいいけど、コスパ悪くね？

バイトしてるけど私そんなに金持ってない。』


九井一「七海バイトしてたんだったな。

何してるんだっけ？」


ココが飲み物を飲んでから聞いてきた

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