愛寵噺参【東京卍リベンジャーズ】 (ページ41)

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「もう…恥ずかしいから、言わせないでよ…」

「まぁ…寝言でそれっぽいコト言ってたから大体察したわ」

序盤から気付いていた彼はすぐに察知した様子だった

「えっ。寝言…？」

無自覚な彼女は先ほどの自分の行いに記憶がなかった

「あぁ。Aさっきまで寝言で喘いでた。

それに腰揺れてたし。すげェえろかった」

無意識で体も揺れていて実に官能的だった

「……っ……」

彼のカミングアウトによって彼女は恥ずかしさのあまり黙り込んでしまった

「見苦しいところを見せて…ごめんね」

「いや全然。オレ的にはなんか得した気分」

彼の目線で見るとむしろ役得で全然問題なかった

「それで。こんな時間に起きたわけだし…

このまま寝るか、夢の続きスるか。どっちがいい？」

就寝につくか行為をするかの二択を迫った

「……起こしちゃったことは､申し訳ないけど…」

彼女は上目遣いで彼を見上げた

「私は…若狭とシたい」

夢の続きを選んだ彼女は本能に忠実だった

「ん。いいよ」

彼も生殺し状態で色々と理性が限界の様だった

「ありがとう。ちょっと電気薄暗くするね」

部屋の間接証明を少し薄暗くして雰囲気を作った

2人はベッドの上で甘い雰囲気に浸りながら口付けを交わした

「んッ…」

彼にキスをされながら体をまさぐられている彼女は自然と色っぽい吐息が溢れた

「A口開けて。舌も出して」

「こう…？」

言われた通りに少し口を開けて控えめに舌を出した

「ん。ありがと」

彼女の少し開いた口の隙間から自分の舌をねじ込んで口内をかき乱した

「…っ……んんッ……っは……」

熱く激しいディープキスに彼女の口からは時折嬌声が溢れ出た

「とけた顔してんな。キスは慣れねェか？」

唇を離した彼は自分の下で乱れる彼女を余裕な態度で見下ろした

「……っ…Ｄチューは…まだ、余裕がないの」

「じゃあAが慣れるようにたくさん練習しような」

自分がするだけではなく彼女からも求められたかった

「ぅん…。若狭の為に…がんばるから」

彼女も努力はすると言って彼の期待に応えるつもりだった

「オレは夢の中で…どんな風にAを抱くつもりだったんだろうな」

彼女の髪を撫でながら彼は夢の内容が気になったので聞いた