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「つまり…最初からね」
「おう。だからセッ__すンぞ」
ド直球で告げた彼は理性が限界に達していた
「だからシないって言って……」
言いかけた途中で彼女の視界は反転した
「もう限界だから相手して」
彼は彼女をベッドに縫い付けるように押し倒した
「んッ…!」
いきなり唇を奪われた彼女は目を見開いてひどく驚いた
「ちょっと…!」
そんな彼女をお構い無しに彼はキスの続きをした
「らん…っ……落ちついて…!」
彼女は開いた口の隙間から何とか訴えかけた
「無理。抱かせて」
「…っは……んッ………」
彼は慣れた手つきで次第に深いキスへと運んだ
「Aの胸やわらかっ…」
彼女の胸を優しく揉みながら彼は感嘆の声を零した
「マシュマロみてェだな」
彼女は豊かなマシュマロバストの持ち主だった
「…っ…んッ…ぁっ……」
彼女の嬌声はより彼を扇情的に煽った
「Aのパンツにオレの擦ンのやべぇ」
彼は彼女の下着越しで擬似行為を行っていた
「クセになりそう」
彼にとっては新しい性癖が生まれた瞬間だった
「んッ…!もっ…やだぁ……」
焦らされてもどかしい気持ちになった彼女は涙目で彼に訴えかけた
「とか言いながらだんだん濡れてきてっけど?」
下着越しでも感度の良さが分かるくらいには彼女はしっかりと感じていた
「Aも興奮してンじゃねェか」
わざと耳元で囁くように告げた彼は悦楽の笑みを浮かべていた
「んぅ…蘭の、へんたい…っ……」
そう言いながらも彼女は無意識に腰を振っていた
「その変態に興奮してるAも
中々の変態だと思うけどな?」
サディスト気質な彼は彼女に対して挑発的だった
「だって…キモチよく、なってきちゃったんだもん……」
嫌と言うのは建前で本音を言えばいつでも彼を受け入れる気であった
「なら、もっとキモチよくしてやるよ」
彼は飴と鞭の使い方が上手かった
「A。オレによがって」
自分で満たしてやると告げた彼は彼女に優しく口付けた
それからもしばらく行為は続いた
彼は乱れゆくベッドの上で
彼女のことを…
自分の気が済むまで愛したのであった
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作者名:おりたん | 作成日時:2022年11月13日 21時