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お正月【三途春千夜】 ページ32

暁更(ぎょうこう)__





夜明け方でまだ暗い頃





「春千夜。あけましておめでとう」





「ん。おめでとう。今年もよろしくな」





2人は大晦日から元旦まで起きていて絶賛夜更かし中であった





「うん。こちらこそ変わらずよろしくね」





テレビを見ながら2人は毎年恒例の挨拶を交わして新年を迎えた





「昨日から見てっけど…Aの部屋着やっぱかわいいな」





彼女はうさぎのふわもこルームウェアを着用していた





「ふふっ…。ありがとうね」





卯年の彼女は昨年購入したうさぎモチーフの部屋着を気に入っていた





「真っ白なふわふわうさちゃんになった気分」





カラーは白で裏起毛のフリース素材、耳としっぽも付いていてキュートな装いであった





「もうほんとAかわいい」





彼は愛くるしい彼女の姿を見てはぎゅっと抱きしめた





「胸やわらけぇしあったけェ」





彼は冷えた手を暖める為に彼女の胸を揉んで暖を取っていた





「…っ…んっ…。…春千夜、手…冷たい……」





いきなり服の中に手を入れられた彼女は少し驚いた





「心はあったけェから許して」





そう言ってしばらくは彼女の胸を触って体を堪能した





「なんか毎年…歌番組見て、年を越してるよね」





大晦日恒例の長寿歌番組の事であった





「なんやかんや言って毎年見てるよな」





近年まで放送していた長寿お笑い番組と兼ねて毎年見るのが恒例だった





「うん。それに毎回カウコンも欠かさず見てるよね」





男性アイドルのカウントダウンライブの事を指していた





「オレさ。世間知らなさすぎて…去年ヒットした曲マジで1曲しかわからんかった」





彼は役職が上な事もあって多忙で流行りに疎かった





「なにわボーイだけわかった。すげぇキラキラしてて元気もらえた」





「ふふっ…。よかったね。私は4曲しかわかんなかった」





彼女も似たような感じであった





「オレもAもドラマとか映画見ねェからな」





疎い以前の問題であまり興味がない方だった





「個人的な話だけどJPOP少なかったね。落選か断ったのかどっちかわかんないけど…」





The・JーPOPのグループの出場は年々減少していた





「Aが好きなグループは、オレも結構好きだから出てほしかった」





5人組のダンス&ボーカルの事を指していた





「柑橘系みたいな曲。結婚式で流したい」





かなり気に入っていた様子だ

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設定タグ:東京卍リベンジャーズ , 愛され , 甘々   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:おりたん | 作成日時:2022年11月13日 21時

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