家庭教師【半間修二】 ページ39
「今日ハロウィンだってよ」
「うん。世間的には…そうみたいだね」
仕事終わりの2人は帰宅して夕食を食べながら世間話をしていた
「つか、ニュース見るまで全く眼中になかったわ」
「私も。気にしてなかった」
年齢を重ねるとイベント事には疎くなる傾向があった
「んでもせっかくだしよー…
Aにコスプレして欲しいんだけど」
口では興味無いと言っている彼だったが、彼女の仮装には少し期待していた
「えー。衣装とかないし…
今から買いに行くのも面倒なんだけど」
突拍子もない提案をされた彼女は、少し煩わしそうにしていた
「あっ。じゃあ…地味ハロウィンしようよ…!」
本格的な仮装は遠慮するが、地味ハロウィンなら大丈夫な様子だった
「ご飯食べたらちょっと着替えるね」
提案した彼女は食後にすると言って約束した
1時間後__
「本来の地味ハロウィンの意味は、よく知らないけど…」
彼女は詳細まではあまりよく分かっていなかった
「多分…こーゆーので合ってるよね…?」
そう言った彼女は少し自信がなさそうだった
「修二のために、えっちなお姉さんに…なってみたよ……」
少し頬を赤く染めながら告げた彼女は、上目遣いで彼を見つめた
「このスーツは3年振りくらいに着たかな…?」
今回はあまり着用する機会がないスペアのスーツを選んだ
「んっ…。ちょっと、キツイかも…」
胸元をがっつり開けたワイシャツからは、彼女の豊かな谷間が覗いていた
「スカートに至っては…短すぎたかも……」
下着が見えそうな位置で、ギリギリを攻めたタイトミニのスカートを着用していた
「いや…えろすぎンだろ」
彼は真顔で言って彼女の格好を上から下までガン見した
「パンストはやべぇわ」
魅惑のパンストは彼女の美脚をより一層引き立てた
「男の人って、みんな…タイツ好きだよね」
一般的に見てパンストがフェチな男性は多かった
「メガネかけたら知的に見える?」
「あぁ。A◯っぽい」
もはや彼の中では、今の彼女の姿はセクシー女優の印象の方が強かった
「こーゆー…お色気要素、すき?」
「おう。痴女られてェ」
彼は欲望のままに彼女に攻められたいと発言した
「ちょっとオレも制服に着替えて来るわ」
深夜テンションの彼は色々と妄想が爆発しかけていた
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作者名:おりたん | 作成日時:2022年10月1日 2時