艶ノ譚肆【梵天】 (ページ15)

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赤恥＊ページ15

三途春千夜「A。もういいよ」

そう言って彼は体勢を変えてAと向き合う形になった

三途春千夜「手でシテくれてありがとな」

彼は微笑んでAの頭を優しく撫でた

『いえ。満足していただけて、何よりです…』

自分で言うとどこか気恥ずかしい感じがした

三途春千夜「じゃあ次は…

オレがAを良くシてやるから」

彼はAの後頭部を支えて、先ほどよりも激しい口付けをした

『…っ…ん…っ、んッ…！』

それに応えようとAも必死に彼について行った

三途春千夜「いつもみたいに鼻で息して」

そう言って彼はAにキスの雨を降らせた

『…っは……んっ、…っ…』

この行為に慣れているAはすぐに受け入れた

三途春千夜「ん。上手」

Aの口内を存分に乱した後の彼は一度口を離した

そのまま彼は首筋から胸にかけて、Aの白い肌に唇を這わせていった

三途春千夜「ここ、もうこんなんになってるけど」

Aの胸の先端を弄びながら彼は囁くように言った

『んぅ…っ…三途さんの…せい、です……』

半分涙目でAは彼を見つめた

三途春千夜「そんな涙目で訴えられても

ただ可愛いだけなんだけど？」

Aの表情は彼を余計に扇情的にさせてしまった様だ

三途春千夜「シテほしいコトやってやるよ」

彼はAの頂の蕾を口に含んで唾液と絡ませた

『ぁっ！…んッ…っ、や……』

いきなり来る快感にAは背中を仰け反らせた

三途春千夜「Aのも元気じゃねェか」

熱を帯びた中央部分は赤くぷっくりと主張していた

『…っ…もう、恥ずかしい……』

どストレートに放つ彼の言葉に、Aはさらに体が火照った

三途春千夜「もっと恥ずいコトやってやるよ」

彼はAを湯船から立たせて壁際に追いやった

三途春千夜「……濡れてんな」

Aの濡れているその部位からは湿った音がした

『…っ…んッ…ぁっ……ダメっ…』

彼はゆっくりと指を挿入しAの中を熱くさせた

三途春千夜「口ではそう言ってっけど

カラダは正直に反応してるな」

Aはカラダの中から快感の渦が巻き起こった