艶ノ譚肆【梵天】 (ページ11)

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空耳ページ11

三途春千夜「あっ、中野バーガー」

灰谷竜胆「え、そうなんでゲすか」

彼らはインパクトの強い空耳を覚えていた

三途春千夜「てめえも助ヒーローズ」

2人は流れるようにセリフを言った

九井一「意味わかんねェよ」

冷静にツッコミを入れた後に、三途からコントローラーを受け取った

三途春千夜「まぁ空耳だからな」

灰谷竜胆「そこは仕方ない。気にしたら負けだ」

鶴蝶「村人が逸材すぎる」

灰谷蘭「はっきり聞こえんのが逆にすげェよ」

ゲームで使用されている言語はスペイン語であった

三途春千夜「天野さん」

灰谷竜胆「ええ」

またもや2人の劇は続いていた

三途春千夜「離れよう」

発音も寄せていて再現度が高かった

鶴蝶「いや中野も天野も誰だよ」

九井一「状況とマッチしてんの笑う」

奇跡的な状況が余計に笑いを誘った

三途春千夜「こいつら多分釣り仲間だ」

空耳は健康に良かった

灰谷蘭「後、有名人多い。チェンソーとかな」

灰谷竜胆「クリーチャーが

F◯とモンハ◯要素入ってんの好き」

三途春千夜「まぁ…バイオもファンタジーだからな」

後者とは同じ制作会社が手掛けている作品だった

三途春千夜「主人公がカッケェし

めっちゃやり込んだの覚えてる」

彼は全作品のシリーズを制覇していた

灰谷竜胆「わかる。惚れる」

同性から見ても目を奪われた

鶴蝶「女も中々カッケェよな」

女性キャラも魅力的であった

三途春千夜「Aをあの路線で育てよう」

彼はAに願望を添えていた

灰谷竜胆「おい。教育係。Aに無理はさせんなよ」

ゲームを操作しながら彼はAを気遣った

灰谷蘭「でもAって身体やわらかいし…」

Aは運動神経が抜群であった

灰谷蘭「運動神経良いし、体力もあるから

体術もけっこうイケそうな気がする」

前職の絡みでAは以前から自分の体には、気を使って少し鍛えていた

三途春千夜「Aのアクロバットとか見てーな」

身軽な身のこなしのAを、是非とも見てみたい様子だった