類似 ページ39
美涼は何日かの有給休暇を消化した
現在は大広間にて、次の任務内容を聞かされていた
明司武臣「次の現場は海だ」
相談役は真剣な口調で告げた
『海か…』
美涼は呟くように言った
灰谷竜胆「アンダー・ザ・シー?」
なぜか竜胆は、海の底が頭に浮かんだようだった
三途春千夜「誰も深海とは言ってねぇだろ」
竜胆の珍回答にすぐにツッコミを入れていた
明司武臣「というか…海上だ」
海に入る手前の浜辺の事を指していた
任務内容は__
夏の海で若い女性をターゲットに風俗系の勧誘が沸いているらしい
その輩たちがしつこすぎて、海への観光客の客足が激減
要約すると…
"はた迷惑なスカウトマンを暗殺"
三途春千夜「表の人間からの依頼とか珍しいな」
灰谷竜胆「市長が殺し屋を頼るとか笑えんだけど」
『確かに…平和的な解決じゃないね』
試行錯誤したが中々議決が纏まらなかったようだ
明司武臣「ただのスカウトマンじゃねぇよ」
ここで煙草の火を消した
明司武臣「ヤク売りつけてそのまま裏社会に道連れするような輩だ」
女性をターゲットにして狙いを絞っている様子みたいだ
三途春千夜「ちょっと待てよ。最近…売人多すぎね?」
三途の言う通り、先日も似たような任務内容であった
灰谷竜胆「三途の量産型とかごめんだわ」
常に日頃から薬を乱用している事を指していた
灰谷蘭「例えが的確で今のは笑った」
弟の発言に兄は少し肩を震わせて笑っていた
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作者名:おりたん | 作成日時:2021年12月4日 10時