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ビジネスパートナー ページ47
佐野万次郎「断る」
一言告げて通話を切ろうとした
「あー……佐野さん」
通話相手はまだ何か言いたそうにしていた
「忘れてもらっちゃ困るな」
男は首領の弱みを握っていた
「俺まだ…この前の借り返してもらってねぇよな？」
実はこの男は梵天とはビジネスパートナーであった
「別に身体を売れとは言ってねぇだろ」
話題は売春関連に
「顔を貸すだけでいいんだよ」
佐野万次郎「………」
男の発言に首領は無言になってしまった
「I'risは客引きで何もしなくていい」
美涼は基本的にその場に居てくれたらそれで良いみたいだ
「してもらうとしたら……
客の話聞いたり、飯食ったりだよ」
男は美涼に飲食のみの接待を提案していた
「老若男女問わず惚れる美貌の持ち主＿」
"これはI'risにしか頼めねぇ案件だ"
美涼にしか、こなせない任務であると告げていた
佐野万次郎「性的な接待は絶てぇにねぇだろうな？」
首領は通話越しで圧をかけて言った
「あぁ。保証するよ」
首領の言葉に即答で答えていた
「I'risには本番はさせねぇよ」
男は性が絡むサービスは美涼には行わせないと誓った
「まぁ言えば…キャバみたいなもんだな」
比喩を用いて類似の店舗で例えていた
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作者名：おりたん | 作成日時：2021年11月23日 9時
