威圧 ページ44
任務終わりの三途は疲労が溜まっていた
「お疲れ様です」
廊下を歩いていると組織内の下っ端に声をかけられた
三途春千夜「おう」
こいつは
確か…
竜胆の部下か
三途に声をかけた人物は竜胆の部下であった
「今日も任務お疲れ様でした」
竜胆の部下は三途に対して笑顔で挨拶をしていた
「あっ、春千夜さん」
思い出したかのように彼は三途の名前を呼んだ
「竜胆さんからこの書類に…
目を通しておくようにと伝達です」
上司からの指令で書類を三途に渡した
三途春千夜「わかった」
相手から渡された書類を素直に受け取っていた
そして
三途春千夜「おい」
振り返らずに三途は竜胆の部下を呼んだ
「何ですか？」
相手も立ち止まって三途の言葉を待っていた
「俺のこと名前で呼んでいいのは＿」
"この世で2人だけだ"
三途春千夜「気をつけろよ」
ファーストネームで呼ばれた事が
普通に考えて一般常識である
蘭と竜胆は呼び分ける為に特例であった
三途は竜胆の部下に睨みを効かせてその場を後にした
「こっわ…」
三途からの威圧に少し怯んだ様子であった
彼は性格上、抜けている部分があるので悪気はなく素で言っていた
マイキーと…
美涼以外に
呼ばれるとか
美涼は
今……
キャバだったか？
本音を言えば
あんま
そういう任務に
行かせたくねぇ
けど…
それは
首領が
決めることだから
俺ごときが＿＿
何も言えねぇよ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 581人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おりたん | 作成日時：2021年11月23日 9時
