闇夜に咲く一輪の花３【梵天】

high jack ページ48

美涼は今ピンチにあっていた





「全員動くな！！」





機内をハイジャックした犯人によって取り押さえられていた





「少しでも妙な真似してみろ」






"この女の命がないぜ？"






美涼は現在人質に取られていた





数日間、飛行機を利用して海外に飛び立っていた





本日帰国する為現在は仕事の帰りであった





「ファーストクラスってのは…



身なりのいい客ばっか乗ってんなァ」





一般の乗客も乗っている中で下手に身動きは取れない状況であった





殺し屋が情けない





でも今武器持ってないから…





か弱いフリをしなきゃ





美涼はどうにかして犯人の腕から抜けようかと考えていた





？「その女性を離してもらおうか」





乗客の中で1人の男が席から立ち上がった





「勝手に動くんじゃねぇよ！！！」





耳元でうるさい…





無意味に頭に





銃口突きつけるのやめて





弾丸入ってないじゃん





美涼は犯人の手元をよく見ていた





？「その人を離せ」





1人の男は重く冷たく告げた





？「僕の大切な人だ」





そして美涼の事を見て言った





「っ…てめぇ…！」





犯人に一瞬隙ができたのを見逃さなかった

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