Shall we dance? ページ21
「美涼」
自分の隣にいる美涼の名前を呼んだ
灰谷竜胆「そんな張り詰めた顔すんなよ」
任務の事で頭が一杯になっている美涼に竜胆は心配していた
灰谷竜胆「まぁ…これは仕事だけどさ_」
気怠い感じで竜胆は言った
灰谷竜胆「もっと気楽に行こうぜ?」
そして美涼の頭を優しく撫でて微笑んだ
任務成功の為にも恋人のフリは欠かせなかった
忘れてた…
カレカノの
フリもしなきゃだった
竜胆と美涼はリラックスしてから会場に入った
「俺と_」
"一曲、踊っていただけますか?"
竜胆は美涼に対して紳士に対応した
『是非…』
"よろしくお願いします"
美涼は笑顔で応えた
2人は踊りながらこれから暗殺する対象の行動を探っていた
『竜胆』
未だ踊っている最中の美涼はパートナーの竜胆に声をかけた
『今が1人になるタイミングだよ』
子爵は会場を出ようとしていた
『すぐ終わらせてくるから』
小声で囁いた美涼は真剣な口調で言った
灰谷竜胆「俺の方もババァを引き付けとく」
自分は夫人を見張ると言って竜胆は美涼に言った
『ふふっ…口悪いね…』
竜胆の発言に美涼は思わず笑みを零した
『お互い頑張ろうね』
気を取り直して美涼は竜胆に告げた
「おう」
"気を付けてな"
そう言って竜胆は美涼の額にキスを落とした
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作者名:おりたん | 作成日時:2021年11月6日 22時