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2話目 ページ4
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湊斗に追いつくために駆け足で進んで『なんで置いてくの!』いつも通りの私たちに戻りながら「今日はうちで飯食うしだよな?」なんて他愛のない話をする。
『おばさんのご飯美味しいんだよね〜!!お母さんも私も料理に興味が無いから手を抜いちゃっていつもレンチンだよwww』
「んなんだから健康診断でビミョーに引っかかったりすんだよ。」
『うっ、でもまぁ最終的には健康的☆ってことで落ち着いてるし〜!!!』
湊斗が私の事気遣って振られたことに触れてこないのもいつも通り接してくれるのも全部が心地よい。
でも、湊斗のことは好きになれない。
なっちゃいけないんだ。
だって______だから。

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作者名:月 | 作成日時:2023年6月15日 19時