【名前変換】先輩に恋をしました。【オリジナル】

No.10 ページ10

先生「おい、（人1）、先輩が呼んでるぞ。」

先輩？

A「はい。」

教室を出ると（人3）さんが立っていた。
目が死んでいる。
さっきよりものすごく死んでいる。死んでいる。
死にまくっている。


A「ど、どうしたんですか・・・？」


なんか・・・

嫌な予感が・・・


（人3）「・・・とても反省してます。」

A「へ？」









・









・









（人3）「・・・手首捻挫しました。」


ビンゴ。


A「ね、捻・・・挫・・・？」

（人3）さんの手首には湿布がはってある。


A「コンクール前ですよね？！ピンチなんですよね？！自分で2時間前に言ってましたよね？！2時間の間に何があったんですか!!!」

（人3）「・・・腕相撲をして負けました。」

腕・・・相撲・・・？

A「2時間前に同じパートの人が骨折したって報告があって『よし、気を付けなきゃ！』って言うなんかはないんですか？！
腕相撲って、腕相撲って!!!おかしいてすよね？！腕はトロンボーンにとって命ですよ？！」

（人3）「ごめんない。」

A「・・・見学くらいは来て下さいよ。」

（人3）「そのつもりです。」


一体どうなってしまうのだろうか。

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