65、拒否 ページ16
「……………。」
帰る途中商店街を通ることにして特にすることはないしもらった飴をたべることにした
―――――――――――――――――――――
『…………………………貴方のせいではないのに。』
――――――――――――――――――――
その言葉がちらついた
飴の袋を開けて大粒の飴が3つ。
これは偶然なのだろうか
ちょうど紫、桃色、緑であの頃をほんわかと思い出す
気にしない。気にしない。食べれば皆で同じ。
紫の飴を一粒食べると上品な甘さが口を包む
美味しい!
美味しい……………けど体がこの飴を拒否してるみたい。
なんとなく思った
根っからこの飴を嫌がっていた
そこには辛い、哀しい。なんていうのも感じる
美味しいはずなんだけどどこか憎まずいられなくて早めに飲み込む
あれ。どうしたのかな?
いや、気のせいだろう
大丈夫、大丈夫。
次に桃色の飴を舐めると丁度良い甘さが口を包んだ
美味しいんだけどもまた体が拒否をした
なんで?いやいや偶然色があってただけでさそんなになる?
おえ。
つい吐きそうになる
駄目、駄目だよ
これを作った人もいるんだから
けど、けどもどこか居心地が悪いんだ
………………………ゴクン
飲み込むとなんとか気持ち悪さは収まった
11人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パワハラ - いや由美子普通にやばいやつじゃん (2019年11月30日 14時) (レス) id: 5bc7aa4bb1 (このIDを非表示/違反報告)
花火 - もう好き過ぎてたまんないんだけども (2019年11月16日 13時) (レス) id: 5bc7aa4bb1 (このIDを非表示/違反報告)
みちる - 久しぶりに見に来たました 絵上手くていいなぁ (2019年11月16日 7時) (レス) id: 31140dcfe2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こむちゃん | 作成日時:2019年11月11日 20時