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警察が帰ったあと、くるりとこちらを向くアイツ。
原「さあ西山、学校行くわよ！」
『はぁ！？』
Aの手を引こうと腕を握るアイツの手を離す。
明「行きたくないって言ってるんだから行かせなくてもよくないですか？」
原「西山のための再テストなのよ？アンタがいなくてどうするのよ」
『私行くなんて一言も言ってませんから…。行こ、秀』
そう言って俺の手をひっぱって、玄関の方へと向かおうとする。
原「かえっていいなんて言ってないわよ」
アイツ真剣しつこいわ。
『おじさん！いい加減にして！』
田「西山、どうしたんだ？」
普段怒ったりしないAが怒った。それに田中がビックリする。
『私テスト受けるなんていつ言った？言ってないでしょ！別にこのあとの進路とかおじさんには関係無いでしょ！
テストなんて受ける気ないから！』
俺の手もふりほどいて部屋に向かって走っていってしまった。
ああ、またAを助けてあげらろなかった。っていつも終わってから後悔してしまう。
いつになったらこの癖がなおって、Aを助けてあげられるのだろうか。
俺の頭の中は今そのことしかなかった。
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名無し35453号(プロフ) - 続きが気になります (2020年1月12日 9時) (
レス) id: 7cae96bf4e (このIDを非表示/違反報告)
道畑 優貴 - 名無し35453号さん» ありがとうございます！ (2019年12月20日 21時) (レス) id: 6407f9c049 (このIDを非表示/違反報告)
名無し35453号(プロフ) - 更新楽しみにしています (2019年12月20日 19時) (レス) id: 7cae96bf4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：道畑 優貴 | 作成日時：2019年10月25日 23時
