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その後も出勤してきたキャスト達にJKのことを言われたが、大半が「可愛い」などの感想だった。そのせいかJKが動くこともなかった。
「わー♡Aさん、ぬいぐるみもつけるようになったんですね！可愛い！」
「はは、ありがとうございます」
「沼っちゃった感じですか！？」
「まあそんなところですね」
姫たちからもそんな感じで好評だ。
……沼ったって言葉がちょっと引っ掛かったけどまあいっか。
「……(ふふん)」
いつもなら「私のキリヤに触らないで！」と言ってくる姫も私の胸元を見て謎に満足そうな顔をするだけだった。
アイドルオタクと別に思われるのもいいかもしれない。私にとって一番のストレスは事故――もとい姫絡みのトラブルだから。
それが減る、というかなくなるなら業務に支障がない程度にもっと可愛いのつけちゃおうかなと考え始めた。
「おつかれしたー」
「おつかれさんです」
今日も何事もなく終わった。
JKをカバンに移して、さて帰ろうと肩にかけたところで
「Aさん」
「っと、アオト」
「時間空けといてくださいって言いましたよね」
ぐいっと手を引かれて人気のない店裏に連れて来られた。
「もう、何？手短にね」
「あのぬいぐるみ、やっぱ変ですって」
手短にとは言ったけど本題に入るのが早すぎるなこの子。
「静電気だと思ってましたけど、それにしてはずっとヒリヒリするんです。デコピンされたみたいに」
「そ、そうなんだ(冷や汗ダラダラ)」
「それに、Aさんの持ってる人形ってちょっとボロっとしたやつばっかでしょ？なのにあれだけはやたらキレイだったし。もしかしてボロボロにできないんじゃないですか？例えば、意思があって痛がるとか」
「そんなわけ！だってただのぬいぐるみだよ？」
「じゃ、試していいですか？」
呆気に取られる間もなく、肩を掴まれて引き寄せられる。
その端正な顔が近づいてき
「みーっ！！(顔面に右ストレート)」
「痛ぁっ！？」
「ちょ、JK！！？」
カバンから飛び出してアオトの顔面にその拳を食らわせたちまっこいやつ。
「何してんのさもう！」
「みー！！」
地面に着地したそいつを抱き上げるなり、丸い手で唇をごしごしと拭われた。
「んんんんん」
「み、みっ(ごしごしごし)」
「じぇ、じぇーけ、」
「みっ(ぎろっ)」
いや可愛いな睨み方。
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レオレ〇●〇(プロフ) - ゆめさん» 語彙力が消えちゃうほど面白かった…ってコト？！冗談ですすいません😂🙏発狂するほど最高の展開だったということですよね！ありがとうございます！！✨ (11月8日 19時) (
レス) id: fcfeecadee (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - うわぁァァァァ (11月6日 23時) (レス) @page22 id: 7567b9ecd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レオレ〇●〇 | 作成日時：2023年10月27日 21時
