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全くもう鈍いなーとか言ってるけど、ちょっと待て、
「私、借金の話なんてしたっけ！？」
『してないけど、店についてった時に話してたじゃん。借金ある人どうしで』
「……あ」
確かに休憩してたらたまたま借金背負ってるメンツが集まってその話してた。そうだわ、JKが居た日だった！
『今頃マネージャーが色々してくれてるはず。俺はそういうのよくわかんないからさ』
「マネージャーさんになんてことさせてんだあんたは！？」
『大丈夫、ちゃんとあとで和牛ご馳走するって話してるから！あと明日、日本で仕事あるし』
ご飯でつられるマネージャーさん、可愛らしいな。和牛……いいな……食べたことないかも。
『あっははは、Aにはこれからいっくらでも美味しいもの食べさせてあげるから！和牛でも何でも！』
「え、何で」
『顔に出てた』
つん、とほっぺをつつかれる。何かさっきからやり返されてる感じするな？
唇を尖らせているとまたキスをされた。
「んぅ」
『A。俺、Aの借金を返したわけだけど……これってAの人生買ったことにならない？」
「え、」
『狡い言い方になってるのはわかってる。だけど、こんなことしてでもいいからAを俺のものにしたくて』
「……でも私、何も持ってない。何もできない」
『俺の好きなご飯が作れる』
「で、でもそのくらいしか」
『そんなことない！俺が食べるの好きなの知ってるでしょ、毎日のご飯がAのご飯になったら俺もっと仕事も何もかも頑張れるよ』
私の両手を握って力説するジョングクがめちゃくちゃ可愛くて。
「(あぐ)」
気づけば彼の手を口元に持っていって噛みついていた。
『ん……っふふふ、変わんないね』
「あ、ごめん。……いや、変わったよ。ジョングク以外に噛みつくことなかったもん」
家にあるぬいぐるみにも噛みつかなくなった。多分私の中で可愛いのトップがジョングクになってしまったんだと思う。
相手は歳上の成人男性なんだけどな……。
腰を抱かれてさっきよりもっと密着する。
「ジョングク、」
『観念しなよ、A。頷いてくれないと俺、無理やり連れてっちゃいそう』
私を覗き込む瞳は、苦しいくらいに熱っぽくて心の芯から引きずり込まれてしまいそうな不思議な魅力があった。
優しくでも無理やりでもどっちでもいいよ。もうジョングクじゃなきゃダメだから。
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レオレ〇●〇(プロフ) - ゆめさん» 語彙力が消えちゃうほど面白かった…ってコト？！冗談ですすいません😂🙏発狂するほど最高の展開だったということですよね！ありがとうございます！！✨ (11月8日 19時) (
レス) id: fcfeecadee (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - うわぁァァァァ (11月6日 23時) (レス) @page22 id: 7567b9ecd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レオレ〇●〇 | 作成日時：2023年10月27日 21時
