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「えっ、頻度は??」
しばらく続く私の塩対応?連絡頻度トーク
めいちゃんからマシンガン質問が止まらなかった
「とりあえずおれが連絡するから毎日だね」
「なるせが連絡しなかったら?」
「ないかも・・・」
どんどんなるせがしゅんとなってきた
あれ、もっと連絡取り合ったほうがよいのかな?
と思えてきた
「ごめんね・・・寂しい?」
「んーん。だいじょうぶ。それがAさんだから」
「なんかしんみりなっちゃったw なるせごめんww」
「めいちゃん笑わないの^^ Aさんは寂しくないんですかぁ?^^」
あらきさんがニコニコして聞いてくれたので少し場の雰囲気が戻ってきた
めいちゃんもきっと明るくしようとしてくれたのだと思う
「普段帰るのが遅くて、帰ってきてもやること多いし、気づいたら寝ちゃうんですよね・・・」
「ま〜1人暮らしって忙しいっすよね〜^^ ちなみに、今までは?^^」
「今までは・・・大学生の頃とかは毎日だった気もしますけど働き始めてから減りましたね」
「じゃあ連絡がもともと嫌いってわけじゃないんですね!!」
「なるせも寂しがってるし、打つのめんどくさかったら何かしながらとかでもいいんで電話とかしてあげてくださいよ^^」
はい・・・と反省し、なるせを見るとすごくキラキラとしているような目であらきさんにナイス!と親指を立てていた
いつの間にか淡白になっていたことを改めて、
連絡してみよう、と心に決めた
後日、普段の日常に戻り、帰宅したのでなるせに電話をかけてみる
すぐに電話にでたなるせ
『Aさん???!!!どーしたの??!』
耳が取れるくらいの声量がとんできた
「いや、帰ってきたよ〜っていう、れ、連絡?的な・・・?」
なんだか小っ恥ずかしくてしどろもどろしてしまう
『んふふ〜そうなんだ^^ おつかれぃ!^^』
とあからさまに上機嫌な声が返ってきた
嬉しそうだからいっか
これからはもっといっぱい連絡するね
【なるせ意外と犬系彼氏編】
fin.
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作者名:カニカニハンマー | 作成日時:2021年11月30日 19時