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#134 あなたside ページ34
そんな彼を見たら、
私の目には涙が込み上げて来た。
紫耀「ちょっ！！こんなとこで泣くなって(焦)」
「ご、ごめん。(泣)」
紫耀「ちょっ、俺ハンカチとか持ってないんだけど..」
「だ、大丈夫。ごめんね？」
紫耀「てか、何で泣くんだよ。」
「...嬉しくて。」
紫耀「何？会社継ぐことが？(笑)」
「違う...紫耀の目がキラキラしてて。久しぶりにそんな紫耀が見れたから...」
紫耀はダルそうに見せてるけど、
腕を組み、そっぽを向く仕草を見せた彼の目も少し赤くなっていた。
.
.
「どれくらい行くつもりなの？」
紫耀「とりあえず、一年。」
「そっか。....で、いつから行くの？」
紫耀「今日。」
「え？！」
紫耀「だから渚沙に会おうって思って。」
「だからって...何で今日なのっ....。空港、一緒に行くよ。」
紫耀「いやっ。今日は母さんが見送りに来るから。」
「そ、そうなんだ。」
何となく寂しい気持ちにもなりながら、
紫耀とお義母さんの間に少しずつ壁がなくなってる気がして
少し安心した。
紫耀「そんな悲しそうな顔すんなよー。(笑)」
「連絡は...取れるの？」
紫耀「これ。」
そういって紫耀は私に携帯の画面を見せた。
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秋風 - uhaaさん» コメント、ありがとうございます。最高だなんて言っていただけて凄くうれしいです！！作者としても感情移入してもらえる作品が目標でしたので、励みになります！これからも楽しんで読んでください。応援よろしくお願いします！！ (2019年10月30日 22時) (
レス) id: b4e59471fe (このIDを非表示/違反報告)
uhaa(プロフ) - めちゃくちゃ胸が締め付けられました！！最高です！！ (2019年10月30日 7時) (レス) id: 67f0042777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋風 | 作成日時：2019年10月3日 5時
