290話 ページ36
貴「ブッキーは
"お前は悪くない""お前は変わった""
強くなった"って言ってくれた」
涼音「なら…」
貴「でも、違う
…変わりたいと思ったのは澪奈の為
でも、強くなろうとか
変わりたいって思っても
澪奈の言葉が頭に浮かぶの」
小宮山「…A」
貴「笑ってないと
自分が自分じゃいられなくなるから
素直に生きないと
自分が自分じゃいられなくなるから
だから雄大と颯真に八つ当たりした
…自分が壊れるのが怖い」
さくら「それとこれとは違う…
Aじゃない、私が」
貴「さくらのせいじゃない
私が澪奈の言ってる事聞いてれば
澪奈は死ぬことはなかった
飛び降りることもなかった
澪奈のことなら知ってるみたいな顔して
何も知らなかった」
貴「…澪奈を壊したのは私」
Aがそう言うと
里見がAの胸倉を掴んだ
真壁「!?里見!?なにする気だよ!?」
真壁の言葉に耳を貸さず
里見「…なんで自分攻めんだよ」
里見は光がないAの目を見て
そう言った
貴「…」
里見「景山はお前が殺したんじゃない!!
ブッキーがさっき言ってただろ!?」
貴「…違う」
里見「違くない」
貴「違う」
里見「違くない!」
貴「違うの…!!」
Aの大声に里見はAを離した
貴「…私が澪奈にトドメを刺したの
涼音は澪奈が今
見守ってくれてるって言ってくれたけど
澪奈は…私を恨んでる」
今にでも消えてしまうような細い声で
Aはそう言った
719人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sanapen - 続きめっちゃ気になります! (2019年3月14日 16時) (レス) id: 6d2d50bb72 (このIDを非表示/違反報告)
梨里叶 - 早く続きが気になります。 (2019年3月12日 18時) (レス) id: 46d2627ec9 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さん今日で最終回だよ甲斐隼人君と翔君と蓮君ロスになる (2019年3月10日 9時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 美紀さん» ありがととと (2019年3月9日 13時) (レス) id: 06d458ee63 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとタメでごめんね (2019年3月5日 19時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りんご x他1人 | 作成日時:2019年3月5日 13時