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茶色……じゃなくて、茶ひげがシーザー・サラダと一戦交えて食い止めてくれている間に私たちは子供たちを追うことにしたのだが……

少し離れたところで爆音と共に煙が襲ってきた。何事かと思い足を止めると2人は肩を掴まれカスタネットを向けられた。





『っ、“高波”!!』

「“ガスタネット”!!」





咄嗟に能力で壁を作ったが咄嗟だったからか脆く、吹き飛ばされてしまった。ナミちゃんとウソップ君は瓦礫に埋もれて意識がないよう。
能力者本人である私は意識をなんとか留めることができた。





「シュロロロ…!!やはりアイツはローと比べて扱いやすいなァ…!!行動が手に取るようにわかる」

『誰が………バカで素直でアホであんぽんたんで雑魚で所詮七武海の海賊団の中の下っ端だって??』

「……?…しぶといやつだな!それとそこまで言ってないぞ」

『いや、言ってるように聞こえた。私が言うんだから間違いない。厄介な能力使いやがって!!このサラダ野郎!』

「シュロロロ…!めちゃくちゃだなァ……ガスタ」

『“武装、スーパー萌え萌えあの夏の大波サーフィンキーック”!』



“ガスタネット”。これをもう一度食らえば今度こそK.O.なので萌え萌えキックをかまし、カスタネットを吹き飛ばした。

これでもう爆発はないはずだが……“武装、スーパー萌え萌えあの夏の大波サーフィンキック”は覇気と能力の連動でできる技なので私自身への負担も酷い。

瓦礫に手をついて息を整えていると、攻撃が当たりきらなかったシーザーサラダに後ろから殴られてしまった。







目を覚ますと体は何かで縛られておりサラダ野郎に首根っこを捕まれ引きづられている。
体にあまり力が入らないあたり海楼石の鎖だろう。やられてしまった、海楼石は避けたかったのに。





「おぉ…起きたか…!!シュロロロ!残念だったなァ……だが惜しかったぞ」

『うっさいこのサラダ野郎!』

「何度言ったらわかる……俺の名前はシーザーサラダではなく…まァいい、この先はお前の愛する“船長”もいるぞ!よかったなァ、シュロロロ!」





こうして放り込まれたのは船長と麦わらの一味のサラダ誘拐組、葉巻さんに女海兵さんがいる檻だった。

何より、ヘマして捕まったのが私だけじゃなくてよかった。1人でサラダに捕まってるとか心細すぎる。

・→←○サラダとティースプーン



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ぴこぴこはんまー - 夜叉さん» いえいえ〜スモやんいいですよね! (4月19日 22時) (レス) id: 4dd451f496 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - 私スモやんも好きなのでありがとうございます。ロ (4月7日 23時) (レス) @page22 id: 27acb71b9d (このIDを非表示/違反報告)
ぴこぴこはんまー - 夜叉さん» ありがとうございます😭トラ男さん、割と面倒見良さげなのわかります!引き続き夢主ちゃんを見守っていただけると幸いです。 (4月5日 23時) (レス) id: 4dd451f496 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - この夢主の性格すごく好きです。ローって意外と面倒み?がいいから楽だろうなって想像しやすかったです。 (4月5日 18時) (レス) id: 27acb71b9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴこぴこはんまー | 作成日時:2023年3月30日 19時

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