死にたがりの海軍大将 3【ONEPIECE】 (ページ32)

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航海33日目ページ32

突如現れた水柱

向かってくる先はもちろん

『ルフィ…待ってたよ、』

三大将の目の前

「遅くなった！」

手にしていた丸太を三人目掛けて投げつける

あまりの無鉄砲さに一瞬驚いてしまった

『…本当に昔から変わらないんだね』

今のルフィの攻撃では決定打を加えることはできない

もちろん、私だって

『もう少し覇気を鍛えておくべきだった、…』

「兄の強さにかまけていた証拠じゃの」

、＿私だってもっと強くなりたかった

言い返そうと思った言葉をぐっと飲みこむ

今は時間稼ぎをすることが第一優先だった

皆のことだ、絶対に包囲網を越えてきてくれる

その予想を裏切ることなく、親父たちは包囲網を突破した

『わぁ…大胆なやり方』

おかげでこちら側の士気も再び戻ってきた

何度吹っ飛ばされようが、何度傷を負おうが

…大事に育ててくれた人が立ちはだかろうが

私たちの目的はただ一つ

だからこそ、エースの首に近づく刃先に血の気が一気に引いたんだよ

『んな、…！や、やめろ…！』