死にたがりの海軍大将 3【ONEPIECE】 (ページ20)

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航海21日目ページ20

必死に自力で船を進め、どうにか親父たちの元へ帰ってくることが出来た

『はぁ…今まで以上につかれた…』

いつものようにこっそり船に戻る、はずだった

何やらみんな騒がしい、

なんとなく、嫌な予感がする

なんとなく…杞憂であってほしかった

「あ！A…！どこ行ってたんだよぃ！」

呆然としている私をマルコが見つけた

『あ、…ちょっと迷子になってた…』

「何やってんだ！お前の兄貴が…！」

『兄さんが…？』

「海軍本部に捕まっちまったんだよ！」

頭が真っ白になった、

信じられなくて、信じたくなくて

『ど、どういうこと…』

「あいつ、ティーチを追っていたんだよぃ…戦って、負けて、…そのまま…」

そこからすべてが納得できた

どうして私を一緒に連れて行ってくれなかったのか、

「お前を連れて行かなかったのは、危険な目に合わせたくなかったからだ、」

『…いつもいつも、人の心配して…自分のことは後回し…！』

「どうする？助けに行くか？」

『…親父が許してくれるのなら、…いや、許してくれなくても絶対助ける』

絶対に助け出す、それしか考えられなかった