死にたがりの海軍大将 3【ONEPIECE】 (ページ13)

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航海14日目ページ13

「あの…逃げないんですか？」

暫く話をした後、僕はずっと気になっていたことを聞いてみた

僕も一応海兵、敵であるはず

『うーん…別に逃げてもいいんだけど…君さ、自信ないし、人に感情移入して仲間のことすぐに呼べない人でしょ』

少し考える素振りをしたのち、回答を出してきた

『それに、今まさに賞金首と話してんじゃん、すぐに仲間呼べば捕まえることだってできるのに』

全てが図星だった

『そんなんじゃあ、きっと雑用から抜け出せないと思うよ？』

「そんなの…僕だってわかってます!!」

反射で叫んでしまった

でも、間違ったことをしたなんて思っていない

「僕は絶対海軍将校になってルフィさんを捕まえるって決めたんです!!」

『へぇ！ルフィをね…じゃあ、私もコビーくんに捕まえられちゃうかな』

「…、！捕まえてみせます…！」

『こりゃあ楽しみだ…』

そういいながらAさんは目の前で能力の氷から一輪の四つ葉のクローバーを作り僕に差し出した