死にたがりの海軍大将【ONEPIECE】 (ページ10)

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生存5日目ページ10

「じゃあ、改めて自己紹介しますね！」

椅子に座って頬杖を付いていると

相変わらずニッコリして話し続けるコビー

『あー、要らないよ別に君たちのこと知ってるし』

知ってるのに自己紹介なんていらないよ

「まぁマリンフォードでもその前でも会ってるしなぁ…」

旅の途中でじじぃに会った時にも話は聞いていた

『んーと、コビーと、…えっと…ヘルメット？』

「ちがいます！！！ヘルメッポです！！」

『ごめんって…怒んなよ…』

ものすごい剣幕で訂正してくるヘルメッポ

髪が綺麗なのが腹立つんだよなぁ羨ましい

「でも、僕たちは大将のことをよく知りません」

『海賊の時の話とか無かったの？』

「基本はエースの方に注目がいってたんですよ」

『さすが兄貴だよ…兄貴みたいになりたかったけど…女じゃ無理だよなぁ』

エースの妹だから、という理由で変に期待されることだってあった

それに応えようと頑張っても、無理があった

ずっとずっと悔しかった