死にたがりの海軍大将【ONEPIECE】 (ページ37)

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生存32日目ページ37

危なかった

危うく口を滑らせるところだった

"好きだから"だなんて言えるわけが無い

「はぁ…どうしたら生きたいって思わせることが出来るんだろう…」

それに頭を悩ませながら食堂へ戻っていく

ほとんどの海兵が食事を済ませていたため、食堂に人はほとんど居なかった

「おかえりなさい」

「お、やっと戻ってきたか」

「ヘルメッポさん…先に戻っててよかったのに」

食事を作ってくれたコックとヘルメッポさんが話しながら待ってくれていた

「わ…大将全部食べてくれたんですね！」

「はい、何とか食べてくれました…」

空の食器をコックへ手渡し、僕もひと休みするために椅子へ腰をかけた

「ん？コビー、お前顔赤くないか？」

ヘルメッポさんから指摘されてドキッとしてしまう

「え、！き、気のせいですよ！」

「ふーん、そうか？」

全力で否定する僕を怪しそうに見ながらお茶を啜ったヘルメッポさん

さっきあったことを話したら笑われるかな

そのまま言っちまえばよかったのにって言われるだろうな…