死にたがりの海軍大将【ONEPIECE】 (ページ32)

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生存27日目ページ32

「いただきます」

「やっと飯だ…!!」

鍛錬が終わったあとまっすぐ食堂へ向かった僕たち

もう既にお腹はペコペコ

今日一日の自分を労い美味しく食事をいただく

「そういや、大将は飯食ったのか…？」

「今ここに居ないってことは、食べてないですよね…」

周りをよく見ても大将の姿は無い

「大将ならここ最近食堂来てませんよ」

僕たちの会話が聞こえていたのか、食堂のコックが教えてくれた

「来る時間も日もバラバラで、今のところは2日ほど見てません」

「ウソだろ…」

「流石にそろそろ食事をとるべきなんですが…」

困った表情を見せるコック

大将にも事情はあるんだろうけど、食べていないだなんて……それなら、

「じゃあ、僕が大将の部屋まで食事を持っていきます」

きっとそうすれば嫌々ながらも口にしてくれるはず

「本当ですか！…じゃあ何か作りますね！」

しばらく待って出てきたのは雑炊

「じゃあこれをお願いします！」

「わかりました、ありがとうございます！」

僕はそれを受け取り、大将の部屋へ向かった

少しでも食べてくれるといいんだけれど…